お刺身や麺類でみょうががトッピングされていると嬉しいな!
みょうがが加わるだけで、一気に夏らしい雰囲気になるのぅ
主に薬味として活躍するみょうがは、シャキッとした食感と、独特の香りが魅力の野菜です。冷蔵庫にストックがあると便利ですが…買ったそのままの状態で保存するのはNG!ちょっとした保存テクニックを押さえておけば、もっと美味しく、長期間みょうがを楽しめるようになりますよ。
みょうがを保存するメリット
- 長期間保存できるようになる!
- 何を重視するかで保存法を使い分けられる!
みょうがを保存すると賞味期限はどのくらい?
みょうがって、少しでも状態が変化したら食べない方がいいのかな?
やっぱり鮮度が高いに越したことはないぞ!
みょうがは劣化が始まると、根元や先端がぐっちゃり水っぽくなり、茶色っぽく変色します。異臭がしなければ、痛んだ箇所を切り取れば食べられますが、一度変色が始まるとその部分からどんどんと痛みが広がるので注意が必要です。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 向かない |
冷蔵保存 | 3日程(そのままの状態) 10日~1ヵ月程(下処理をした場合) |
冷凍保存 | 1ヵ月~2ヶ月 |
みょうがはただ冷蔵庫に入れているだけでは数日しか日持ちしません。少しでも長く鮮度の高い状態をキープするためにも、下処理をしてから冷蔵もしくは冷凍保存がおすすめです。
みょうがの保存手順
みょうがを薬味として使う事が多いんだ!どんな保存方法がおすすめかな?
薬味で使うなら冷蔵保存がおすすめじゃ!
保存方法 | 特徴 |
---|---|
冷蔵保存 | ・生姜の香りや食感をキープしやすい ・薬味として使いたい人にオススメ |
冷凍保存 | ・長期保存できる ・調理の時短に繋がる |
冷蔵でも冷凍でも、保存期間が長いのがみょうがのメリット。長い間保存することを考え、みょうがは清潔で痛みのない状態にしておくことが最も大切です。
- ヌメリの原因になるのでみょうがはよく洗う!
- 軸に傷があれば切り落としておく!
- どのくらい保存したいのかを考えておく!
みょうがを「冷蔵保存」する方法
みょうがの香りは思った以上に飛びやすいので、カットはせず、そのままの状態で保存するのがポイントです。食べる直前にカットすれば、みょうがならではの香りを楽しめ薬味としても活躍します。
水に漬けて冷蔵保存
若干柔らかく仕上がりますが、長期間冷蔵保存したい人にオススメです。
よく洗ったみょうがを保存容器に入れ、みょうがが浸るくらいの水を注ぎ冷蔵保存します。
容器の水は2日に一度取り換えましょう。
保存期間:1ヵ月程
キッチンペーパーに包んで冷蔵保存
みょうがの香りや食感をできるだけキープしたい人におすすめの方法です。
よく洗ったみょうがを湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れましょう。その後野菜室にいれて保存します。
キッチンペーパーは3日を目安に取り換えましょう。
保存期間:10日程
みょうがを「冷凍保存」する手順
みょうがを冷凍させる場合には、使い勝手や保存期間を考えておくのが良いでしょう。そのまま冷凍すれば賞味期限をグッと引き延ばせますし、カットしてから冷凍すれば調理時間の節約につながります。どの方法も空気をしっかり抜いて冷凍するのがポイントです。
そのまま冷凍保存
手間なく冷凍保存したい人や、解凍後にアレンジの幅を利かせたい人におすすめ。
よく洗ったみょうがの水気をキッチンペーパーでふき取ってから、一つずつラップで包み保存袋へ。
保存期間:2ヵ月程
カットして冷凍保存
風味や香りは低下しますが、包丁いらずで料理に使えるようになります。
よく洗ったみょうがをキッチンペーパーでふき取り、千切りや輪切りなど使いやすいサイズに切り分けます。切り口から水分が出てくるので、再度ふき取ることをお忘れなく。
使う分量ごとにラップで小分けして、保存袋に入れましょう。
保存期間:1ヵ月程
「冷凍保存」したみょうがの解凍方法
冷凍みょうがは凍ったまま調理しましょう。丸ごと冷凍した場合は、凍ったままでも包丁でカットできるので便利。生姜は冷凍させると生と比べて風味や香りはダウンしますが、冷凍のまま薬味としてトッピングすればひんやりいただけ夏場にピッタリです。
【豆知識】美味しいみょうがの見分け方や栄養素
鮮度が高いみょうがの選び方…あんまり考えたことが無かったかも
みょうがは全体の形と色味をチェックしよう!
- 丸みを帯びた形をしている
- 表面にツヤがある
- 白とピンク色がはっきりしている
みょうがは、表面に傷や痛みが無いもの、身が引き締まっていて固く、先端のつぼみが開いていないものが鮮度が高いと言えます。みょうがは成長が進むと花が咲きますので、そうなる前の状態を選べると良いでしょう。
みょうがの栄養素と基礎情報
注目される成分 | アルファピネン:みょうがの香り成分で、食欲増進、発汗作用、血行促進の働きがある |
旬の時期 | 6月~10月頃 |
代表的な栄養素 | ・ビタミンC、B1、B2 ・カルシウム ・カリウム ・葉酸…など |
おすすめの調理法 | 薬味として:食べる直前にカットする事で、みょうがの香りがより引き立つ |
みょうがは日本食で欠かすことのできない薬味の1つですね 。実はみょうがを食用として食べる国は日本を含めたごく限られたアジア圏のみなのだそう。また、「みょうがは食べると馬鹿になる、物忘れがひどくなる」と言う噂もありますが、これは逸話から生まれた迷信です。
みょうが独特の爽やかな香りは、脳を刺激し眠気を冷ましたり、頭をすっきりさせてくれる働きがあります。また、食欲増進の働きもあるので、夏バテしやすい時期に重宝する野菜であると言えるでしょう。
みょうがを使ったレシピ
食べるとスッキリした気分になるけど、これはみょうがの香り成分にあったんだね!
みょうがを日本食に添えるだけでより料理が本格的になるのぅ