ほんのり苦いししとうは、おつまみにもピッタリだね!
たまに辛いししとうに当たってビックリすることもあるな
ししとうはパック売りが主流なので、必要な分だけ購入するのが難しいですね。また、頻繁に食べることも少なく、最後まで使い切れないこともしばしば。あまり知られていませんが、ししとうは冷凍保存ができる野菜です。ししとうが余りそうな方は参考にしてみてくださいね。
ししとうを冷凍保存するメリット
- 保存期間が最大1ヶ月になる!
- 解凍後の使い勝手が良くなる!
ししとうを冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
冷蔵庫にししとうを入れていたら、あっという間に傷んじゃったことがあるよ
夏野菜のししとうは低温に弱いから、低温障害を起こしやすいんじゃ
購入して時間が経ったししとうは、水分が抜けてふんにゃり柔らかくなったり、ヘタが茶色っぽく変色していきます。鮮度が落ちてしまった証拠なので、美味しさも半減。そうなる前に食べきりれるのが理想です。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 数日程度(保存環境による) |
冷蔵保存 | 4日程 |
冷凍保存 | 1ヵ月程度 |
ししとうの保存環境は、8~10℃が理想だと言われています。冷蔵庫では温度が低すぎるので、野菜室で保存するのが良いでしょう。ただし、夏野菜のししとうは低温と乾燥が大敵なため、野菜室でもどんどん劣化が進みます。
また、お店に並ぶまでにすでに時間がかかっていることも考えると、すぐに使わないししとうはその日のうちに冷凍するのが良いでしょう。
ししとうの冷凍保存の手順と解凍方法
ししとうは、購入した状態のまま冷凍したらダメなのかな?
ちょっとひと手間かけて保存するのがポイントじゃ。簡単だからトライしてみよう!
- 下準備をして冷凍させると使い勝手が良くなる!
中に空洞のあるししとうは、丸ごと加熱調理すると破裂することがあります。破裂対策として、予め竹串などで穴をあけたり、包丁で切り込みを入れてから冷凍させるのがポイントです。
ししとうを美味しく「冷凍保存」する手順
ししとうを冷凍させると1ヶ月程保存ができるようになりますが、それでも日々少しずつ鮮度は低下していきます。期間内でも早めに食べきるようにしましょう。
ししとうを洗った後、キッチンペーパーでしっかりと水気をふき取っておきましょう。
ヘタを手でポキッと折ると綺麗に取り除けますよ。
竹串や包丁を使い、ししとうに小さな穴をあけておきましょう。
ヘタを取ったししとうを保存袋に入れて、冷凍します。ししとう同士で重ならないように注意してください。
「冷凍保存」したししとうの解凍方法
冷凍ししとうは、凍ったまま調理しましょう。凍ったまま包丁でお好みのサイズにカットもできますよ。全解凍すると水っぽく仕上がってしまうので気をつけてくださいね。
【豆知識】美味しいししとうの見分け方や栄養素
たまに辛いししとうに当たってびっくりしちゃった経験があるんだ
辛いししとうの見分け方もあるんじゃよ!参考にしてみるとよいぞ
- 表面にツヤとハリがある
- 色味が鮮やかな緑色
- 小ぶりのもの
- ヘタが変色していない
- 切り口に変色が無い
ししとうは表面に傷やシワが無く、色味の綺麗なものが鮮度が高い証拠。また、ししとうは育ちすぎると辛みが増すものや、味が薄くなる傾向があるので、やや小ぶりのサイズを選びましょう。
辛いししとうは、ヘタ周辺の果肉が丸みを帯びていたり、先端だけが妙に細かったり…と形がいびつであることが多いようです。また、表面にツヤや光沢が少ないのも特徴。この様なししとうは辛い可能性があるので、苦手な人は避けると良いでしょう。
ししとうの栄養素と基礎情報
注目の栄養素 | カプサイシン(辛味成分):食欲増進や脂肪燃焼の働きがある |
旬の時期 | 6~8月 基本的には一年中手に入る |
代表的な栄養素 | ・ビタミンB群、C、K ・βカロテン ・カルシウム ・食物繊維 ・葉酸…など |
おすすめの調理法 | 油で調理:βカロテンの吸収率が上がる 加熱時間を短くする:熱で奪われる栄養価をキープする |
ししとうは、ピーマンやパプリカと同じトウガラシの仲間。未熟なうちに若採りしているため、緑色をしているのだとか。ちなみに、成熟させると赤色に変化し「赤とうがらし」として収穫されます。
甘味の強いししとうですが、10本に1本の確率で辛いものに当たるとも言われています!原因は、天候や栽培環境などによるストレスです。また、気温が25℃以上になると辛みが増すのが特徴。辛さが苦手な方は、先に説明した見分け方を参考にしたり、購入時期を見直すのが良いでしょう。
ししとうを使ったレシピ
冷凍保存できれば、ししとうの使い残しも怖くないね!
炒め物にしたり、揚げたり、意外とレシピで応用が利くから冷凍ストックがあると便利じゃよ