安くて栄養たっぷりのヒジキ、おかずに最高だよね!
乾燥ヒジキは常にストックしておけて便利じゃな
乾燥ヒジキを水で戻すと、その重量は8~9倍にもなります。そうとは知らずに大量に戻して使いきれない…なんて経験はありませんか?そんな時には冷凍保存が便利!乾燥ヒジキの保存で気をつけたいカビの心配もなくなりますし、市販の生ヒジキを購入したときにも活用できます。少量ずつ戻すのが面倒という方にもおすすめですよ!
ヒジキを冷凍保存するメリット
- 水で戻した後も長期保存ができる!
- カビの心配がなくなる!
- 時間がかかる水戻しを一気にできる!
ヒジキを冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
ヒジキって、煮物とかにしても意外と早く悪くなるよね
ヒジキの煮物の総菜なんかはその日のうちに食べたいところじゃ。家庭で作ったものでも、2~3日が限度だぞ
乾燥ヒジキは常温のまま長期保存できる非常に便利な食材です。しかし、湿気に弱いので開封後の環境によってはカビが生えて食べられなくなることも。また、生ヒジキや水戻しした後のヒジキは常温保存はできず、冷蔵でも2~3日が限度。日にちが経って以下のような状態になると、もう食べられません。
- 粘り気がでる
- 酸っぱいにおいがする
- 糸を引いている
乾燥ヒジキの保存方法
乾燥ヒジキは常温で長期保存が可能です。開封後はしっかり封をし、さらに保存袋へ入れると安心です。湿気の少ないところで保管し、表示されている賞味期限を目安に使い切りましょう。
生ヒジキ、水戻ししたヒジキの保存方法
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 適さない |
冷蔵保存 | 2~3日程度 |
冷凍保存 | そのまま:2~3カ月程度 調理して:1週間~10日程度 |
ヒジキは水で戻すと2~3日で傷みます。使いきれないと判断した分は、傷む前に冷凍処理してしまいましょう!調理後のモノでも冷凍すれば保存期間を延ばせますので、「週末にまとめて調理したい!」といった方には調理したヒジキの冷凍保存もおすすめですよ。
ヒジキの冷凍保存の手順と解凍方法
冷凍保存ができれば、水戻しが一気にできて楽だよね!
後で使いやすいように、小分けにしておくのがポイントじゃ!
ヒジキの水戻しは20~30分かかる上、洗浄したり水気を絞ったりと意外と手間もかかります。ヒジキは賢く冷凍し、効率アップを図りましょう!ちなみに、スーパー等で見かける「生ヒジキ」のほとんどは市販の乾燥ヒジキを水で戻したものと変わりません。冷凍する手順も同じですよ。
ヒジキを美味しく冷凍保存する手順
- たっぷりの水で戻す
- やわらかく戻しすぎない
- 戻した後はよく洗う
- 小分けにしておく
乾燥ヒジキは水戻しするところからスタートです!「水が足りなくて戻しきれなかった」なんてことがないように、大きめのボウルに水をたっぷり張って戻しましょう。海中の細かな砂やごみが付着していることがありますので、戻した後は水洗いを忘れずに!
※生ヒジキの場合はこの工程はカット!
ボウルに水を張り、ヒジキを入れます。20~30分経ってヒジキが十分戻ればOK。爪で切れる程度の固さが目安です。指でつぶれるほどやわらかくしてしまうと戻しすぎなのでご注意を!
ヒジキが戻ったら、新しい水に交換して水洗いしておきましょう。
「生ヒジキ」として購入した場合でも、「そのまま使用OK」と書かれたのもの以外は一度水洗いしてください。細かな汚れが付着していることがあります。
ヒジキをざるにあけ、水気を切ります。この時、ボウルの底に溜まった汚れは取り除きましょう。
1回分の量をラップで包み、なるべく空気を抜いておきます。保存袋に入れて冷凍庫へ!
ヒジキの解凍方法
冷蔵庫内で自然解凍しましょう。急ぎの場合には、電子レンジの解凍モードを使うこともできます。解凍後は必ず加熱して使用してくださいね!
【豆知識】美味しいヒジキの見分け方や栄養素
ヒジキって、やっぱり国産が美味しいの?
安全性はともかくとして、産地で大きく味が変わることはないぞ
- 長くて太いもの(水で戻した後の状態)
乾燥ヒジキでは、美味しいヒジキを見分けるのはかなり難しいでしょう。天然か養殖か、または産地によって大きく味が変わるということも明言はできません。水に戻した状態のヒジキであれば、長くて太いものがよいとされています。ただし、「長ヒジキ」「芽ヒジキ」と種類によっても形状が異なります。
ヒジキの栄養素と基礎情報
5大栄養素 | ミネラル |
旬の時期 | 3月~4月 |
代表的な栄養素 | ・カルシウム ・鉄分 ・水溶性食物繊維 |
おすすめの調理法 | 卵やツナなどと合わせて:ビタミンDを含む食品と合わせることで食材カルシウムの吸収を促進します。 キノコやゴボウなどと合わせて:水溶性・不溶性両方の食物繊維をバランスよく摂取できます。 |
ヒジキに豊富に含まれる「カルシウム」「鉄分」「食物繊維」は、現代の日本人に不足しがちな成分です。カルシウムだけに着目しても、なんと牛乳の12倍!ビタミンDを多く含むまいたけと合わせて煮たり、同じくビタミンDが豊富なツナと一緒にサラダにしたり、食材の掛け合わせでさらに効率よくカルシウムを摂取できますよ!
また、ヒジキに含まれる「水溶性食物繊維」は、便をゆっくり押し出し胃腸の調子を整える働きがあります。お腹の調子がすぐれない方は、メニューにヒジキをプラスしてみてはいかがでしょう?
ヒジキを使ったレシピ
お財布にも体にもやさしいなんて、優秀すぎる…!
煮物にサラダに炊き込みご飯、意外といろいろな魔ニューに活用できるぞ