ここまで差が付く!菜の花の茹で方・食べ方|美味しく仕上げるヒントとは

春に咲く黄色の花が特徴的な菜の花。目で癒されるだけでなく、食べても美味しい!ほんのり苦くて甘い味は、春を代表する食材の一つですね。

ただ、期間限定の食材なので、調理方法に馴染みのない方も多いのでは。この記事では、菜の花の特徴やオススメの食べ方をご紹介します。

この記事を書いた人
合同会社HITOOMOI

2019年1月に設立したフードコーディネーターと管理栄養士が在籍する料理研究家の会社。レシピの企画・開発から撮影、スタイリング、栄養計算、商品開発を中心に事業を行う。ミッションは「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」

もくじ

菜の花を美味しく仕上げる茹で方は”時間差”がキーポイント!

和え物やオーブン料理など様々な用途で使える菜の花ですが、使う前には下準備として茹でておきましょう。

実はこの時、茹で方にポイントがあります。それは茹で時間を、葉と茎の部分で変えること。先に固い茎を沸騰した鍋に入れ、少し柔らかくなった頃に葉を入れて30秒ほど茹でます。

全部同じタイミングで茹でてしまうと、葉だけ柔らかくなりすぎるので気をつけてくださいね。

下記記事では下茹で方法や、菜の花を長く楽しめる冷凍保存テクニックを解説しています。春の味覚を長く楽しみたい人はぜひともチェックしてみてくださいね。

菜の花は実は栄養満点な緑黄色野菜。特に鉄や葉酸など赤血球に含まれるヘモグロビンを作る助けになる成分があるので、貧血気味の方や、多くの血液が必要となる妊婦の方にも積極的に食べていただきたい食材です。

菜の花独特の食感を楽しみたい人に!オススメの食べ方は「副菜」

菜の花そのものの食感を楽しむ食べ方としては、和え物やサラダに使用するのがオススメ。シャキッとした食感を残して食べることができますよ。

和え物にする場合は、ツナやごま、辛子など和風の味付けを。箸休めにぴったりな副菜になりますよ。

サラダにする場合は、スナップエンドウやアスパラガスなど、他の春野菜と組み合わせるとより季節の食材を楽しむことができます。

そのまま食べることで、ビタミンCなどといった水溶性の栄養素を逃さないというメリットも。ビタミンCは抗酸化作用により肌の健康を維持してくれる効果が期待できます。

菜の花の彩りを楽しむ食べ方なら「メイン料理」がぴったり

菜の花の彩りを生かす食べ方なら、メイン料理に使うのがおすすめです。

料理に春らしい爽やかな緑色をプラスすることができますよ。例えば菜の花やお好きな具材を先に炒めておいて、パスタに絡めるだけで一品完成です。

また、キッシュやグラタンなどのオーブン料理でも楽しめます。さっと茹でておいた菜の花を具材の一つとして入れ、生地やホワイトソースと絡めてオーブンで焼けば見た目も華やかです。

菜の花に含まれるβ-カロテンやビタミンKは脂溶性なので、油を使用する料理とも相性抜群。β-カロテンには皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。ビタミンKはカルシウムの吸収を助ける働きがあるので、成長期のお子さんにもぜひ食べてもらいたい食材です。

茹で方や食べ方をちょっぴり工夫して、菜の花料理をアップグレード!

栄養たっぷりの菜の花はこの時期ならではの食材です。特に旬の食材は美味しく食べれるだけでなく、栄養もしっかり摂取できるのが嬉しいポイントですよね。

茹で方に気をつけたり、食べ方にこだわってみることで、いつも以上に菜の花を美味しく楽しめるきっかけにもなりますよ。

ぜひ菜の花を手にとって料理で使ってみてくださいね。

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