甘くてみずみずしいぶどうは秋を感じる果物だね!
ぶどうはポリフェノールもたっぷり!美容と健康に嬉しいのぅ
薄い皮の下にぷりぷりした果肉が詰まったぶどう。頬張ると口の中で甘みが広がり、大人から子供までファンが多い果物です。そんなぶどうは、ちょっとした衝撃で傷みが進んでしまうほど繊細で、更に日持ちしないのが弱点。今回は、そんなぶどうを長く楽しめる冷凍保存術をご紹介します。
ぶどうを冷凍保存するメリット
- 賞味期限を引き延ばせる!
- 皮が剥きやすくなる!
- 美味しさをそのままキープできる!
ぶどうを冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
ぶどうが日持ちしない理由は何?
ぶどうは収穫されたときが最もおいしい状態じゃ。つまり、すぐに食べないとどんどん劣化するぞ
収穫してから時間が経ったぶどうは、軸の色が緑色から茶色く変色すると鮮度の低下が始まった証拠。そうなる前に食べきれるのが良いでしょう。
さらに劣化が進むと、果肉がぐにゃりと柔らかくなり、食べた時に酸味や異臭を感じます。この場合、腐っている可能性が高いので廃棄しましょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温 | 向かない |
冷蔵 | 3日~1週間程 |
冷凍 | 1ヶ月程 |
ぶどうは常温で保存すると劣化が進む原因となります。購入後は、ぶどうを房ごとポリ袋にいれてから冷蔵保存しましょう。ただし、日に日に鮮度は落ちていくので早めに食べきることが大切です。
それが難しい場合は、鮮度の高いうちに冷凍保存させるのがポイント。より美味しい状態をキープしつつ、賞味期限を引き延ばせるメリットがありますよ。
ぶどうの冷凍保存法と解凍方法
ぶどうは小粒と大粒があるけど、冷凍保存方法は同じなのかな?
サイズによって保存方法が若干異なるぞ!
ぶどうの粒を房に付けたまま冷凍すると、粒の水分が房に奪われたり、粒の重さから傷みを進める原因になります。特に、大粒のぶどうは房から切り離して保存するのが大切。
また、ぶどうは追熟することはなく、基本的に収穫日が美味しさのピーク。冷凍保存する時は購入してからすぐに行うのが良いでしょう。
- 鮮度の高いぶどうを冷凍する!
- 大粒のぶどうは房から外して冷凍!
ぶどうを美味しく冷凍保存する手順
ぶどうは冷凍させると、シャーベットの様なしゃりしゃりとした食感に仕上がります。冷凍ぶどうは凍ったままデザートとしていただいたり、スイーツのトッピングとしても活躍するようになりますよ。
大粒のぶどうの場合
房から取り外したぶどうの粒を流水で軽く洗います。その後、キッチンペーパーで水気をしっかりと落としてから保存袋に入れて冷凍庫へ。空気をしっかり抜くことをお忘れなく。
小粒のぶどうの場合
小粒のぶどうの場合は、房ごと冷凍保存することも可能です。
流水で洗ってからキッチンペーパーでしっかり水気をふき取りましょう。その後、ラップで1房ごとに包んでから保存袋に入れます。
冷凍したぶどうの解凍方法
冷凍したぶどうは凍ったまま、もしくは常温で半解凍させていただくのがおすすめです。凍ったまま皮も簡単に剥けるようになりとっても便利ですよ。
【豆知識】美味しいぶどうの見分け方・栄養価・おすすめレシピ
ぶどうの表面に白っぽい粉が付いているよ。これはなんだろう?
それは「ブルーム」と言って、美味しいぶどうの証なんじゃよ!
- ブルーム(白い粉)が表面についている
- 粒に潰れや傷がない
- 粒の大きさが均等で大きいもの
- 軸が太く茶色に変色していない
ぶどうは収穫されてから日の浅いものを選べるかが重要。ぶどうの粒の様子を確認するだけでなく、軸の色でも鮮度を判断できるので参考にするとよいでしょう。
ぶどうについている白い粉の正体は?
ぶどうの表面についている白い粉は「ブルーム」と呼ばれます。これはカビではないのでご安心を。ブルームは、ぶどうの水分を保持したり鮮度を保つ役目があります。そのため、ぶどうは冷凍する時以外、食べる直前に洗うのがポイントです。
ぶどうの栄養価と基礎知識
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 8月~10月頃 |
注目の栄養素 | ブドウ糖:脳のエネルギー源になる |
代表的な栄養価 | ・ビタミンB群 ・ビタミンC ・ポリフェノール ・ミネラル ・食物繊維 |
おすすめの食べ方 | 皮ごと頂く:皮にも栄養素が豊富に含まれているため |
ぶどうは、枝に近い部分から成熟する性質があります。房付きのぶどうなら、房の上部分の方が甘くなるため、下から上の順に食べれば甘みが増し、美味しく食べられますよ。
ビタミンや抗菌作用のあるポリフェノールが豊富で栄養満点のぶどう。ワイン文化が根付き、ぶどうの消費率が高いヨーロッパでは「畑のミルク」とも呼ばれています。
冷凍ぶどうを使ったレシピ
冷凍ぶどうを凍ったままドリンクに入れて氷代わりにしたらすごくお洒落だったよ!
よく耳にする「ブドウ糖」は、ぶどうに多く含まれる糖ということから名前が付いたんじゃ!