りんごは生で食べても、加熱してスイーツにしても美味しいよね!
りんごは人が食べた最古の果物だという記録もあるんじゃよ!
お弁当に入れたり、食後のフルーツとしていただく事も多いりんご。日本人にとって最も親しみのある果物としても有名です。もともとりんごは日持ちしますが、保存方法をちょっと見直すだけでもっと美味しくなるんです!この記事では、りんごの保存方法や、りんごのアレコレを解説します。
りんごを正しく保存するメリット
- 美味しい状態のまま長期保存できる!
- 保存法によってはりんごの甘みがアップ!
りんごの性質と賞味期限を知ろう!
りんごは見た目の変化が少ないから、痛みの判断が難しいな
りんごの劣化は、中身の様子から確認できるぞ
時間が経ったりんごは、皮のハリが無くなり柔らかくなり始めます。カットしてみて中身が白色を保てていればまだ食べれますが、美味しさのピークは過ぎていることを覚えておきましょう。
りんごの皮全体が茶色に変色していたり、中身にまで変色が及ぶ場合は食べられない状態です。また、ぐにゃりと柔らかく、異臭がする場合は腐っている証拠なので破棄しましょう。
中身が茶色くても食べられるケースも
購入したばかりのりんごでも、芯の周辺が茶色くなっていることがあります。これは、通常時間と共に果肉に吸収されるりんごの蜜が残っているケース。変色部分を切り落とせば食べられますが、気になる場合は購入店に相談してみるのも良いでしょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 数週間~1ヶ月程 |
冷蔵保存 | 2ヶ月程 |
冷凍保存 | 1ヶ月程 |
りんごは低温と湿度を好む果物で、最適な温度は0~5℃、湿度は85~90%程が目安。そのことから、常温保存なら冬場に、夏場は冷蔵保存が最適です。
りんごの常温・冷蔵・冷凍保存方法
りんごを冷蔵庫や冷凍庫に入れるとどんなメリットがあるのかな?
りんごは低温で甘みが増す性質があるから、冷蔵や冷凍保存すれば甘味がアップするんじゃ!
保存法 | 特徴 |
---|---|
常温 | ・生のりんごの食感を楽しめる ・丸ごと1個を保存 |
冷蔵 | ・生のりんごの食感を楽しめる ・りんごの甘みが増す ・丸ごと1個を保存 |
冷凍 | ・アレンジして美味しくいただける ・りんごの甘みが増す ・丸ごと1個でも、カットしても保存できる |
りんごを正しく保存すると、よりおいしい状態をキープしつつ長期間保存できるようになります。大きな違いは2つあり、「食感」と「甘さ」の変化があります。どのようにりんごをいただきたいかで保存方法を選び分けるのがおすすめです。
- 乾燥対策を施す!
りんごの常温保存法
気温の高くない冬場であれば、りんごを常温で保存も出来ます。りんごは洗わずに保存して、食べる直前に洗うようにすることで乾燥対策になります。
りんごを新聞紙で包み、風通しの良い冷暗所で保存しましょう。
りんごの冷蔵保存方法
りんごにとっての好環境は冷蔵庫の冷蔵室。野菜室では温度が高すぎるので気を付けましょう。常温保存同様、りんごは洗わずにそのまま保存し、食べる直前に洗うのがコツ。
りんごをキッチンペーパーで包んでから、ポリ袋に入れて冷蔵室で保存します。
りんごの冷凍保存方法
冷凍りんごは解凍具合によって食感が変わるので、スムージーやコンポーネントなど、様々なレシピでアレンジが利くようになります。
丸ごと一個を冷凍
手間なく保存したい人や、ひとまず保存したい人におすすめの方法です。
りんごをよく洗ってから、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭きとります。その後、ヘタを上にして保存袋に入れて冷凍しましょう。
カットして冷凍
事前にカットしておけば、解凍後は包丁いらずで調理も楽になりますよ。
くし切りや、薄切りなど、使いやすいサイズにりんごをカットします。切り口から水分が出てくるのでキッチンペーパーでふき取ってから、ラップでりんごを小分けしましょう。保存袋に入れ冷凍庫へ。
りんごの酸化を防ぐテクニック
りんごの切り口は空気に触れると酸化する原因に。気になる場合には、塩水やレモン水にりんごと浸すと変色防止に役立ちます!
冷凍させたりんごの解凍方法
冷凍りんごは、常温で半解凍したり、オーブンに入れ凍ったまま加熱料理するのがおすすめです。半解凍ならばシャリシャリとしたシャーベットの様な食感に、凍ったまま加熱料理すれば柔らかく仕上がります。
【豆知識】美味しいりんごの見分け方・栄養価・おすすめレシピ
真っ赤になったりんごは熟して美味しそう!
色味だけでなく、皮の状態まで確かめられると甘いりんごを選べるようになるぞ
- 皮の色味が濃く鮮やか
- 色味が全体を通して均一
- ずっしりと重みがある
- ヘタがピンとしている
- りんごの軸が太い
りんごの皮の表面がピカピカしていて、まるでワックスが塗ってあるかのような手触りを経験したことはありませんか?これは、りんごが成熟して甘みが増したサインです。上記のチェックポイントに追加して、りんごの表面の状態を確認できると良いですよ。
りんごの栄養価と基礎知識
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 10月~12月 基本的には一年中手に入る |
注目の栄養素 | りんごポリフェノール:皮膚の老化を抑制する抗酸化作用がある |
代表的な栄養価 | ・ビタミンA ・ビタミンC ・食物繊維 ・ペクチン ・ポリフェノール ・カリウム…など |
おすすめの食べ方 | ①皮ごといただく:りんごポリフェノールは皮に沢山含まれています ②1日に分けていただく:りんごに含まれる栄養成分は体内で維持しにくい為、数回に分けて食べた方が効率よく栄養価が摂取できます |
昔から「りんごが赤くなると医者は青くなる」という言葉があるくらい、栄養価が高い果物だということで有名です。また、りんごを加熱すると抗酸化力が最大9倍もアップするデータも!生でいただくだけでなく、焼きりんごなどアレンジしても良いですね。
りんごを使ったレシピ
今まで何気なくりんごを食べていたけど、栄養が満点だって知らなかったよ!
海外では「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざもあるんじゃ