レモンと言えばビタミンC!美容と健康に欠かせない果物だね
レモンの香りをかぐと、スッキリした気分になるのぅ
食べ物やドリンクに添えるだけで爽やかな香りを運んでくれるレモン。様々なレシピで活躍するのであると重宝しますが、レモンは油断するとあっという間に萎びてしまうのが難点。香りが命のレモンは、鮮度を保ちつつ保存するのがキーポイント。この記事では、レモンの冷凍保存テクニックと共に、レモンの豆知識を解説します。
レモンを冷凍保存するメリット
- 冷凍してもビタミンCはキープできる!
- 賞味期限をぐっと引き延ばせる!
レモンの性質や賞味期限を知ろう!
レモンを常温保存していると、あっという間に皮にハリが無くなっちゃうんだよね…
常温だと、すぐに鮮度が落ちてしまうんじゃ
時間が経ったレモンは水分が蒸発して皮が萎びてきます。この場合、レモンをカットして中身に影響が無ければまだ食べられる状態です。全体的にぐにゃりと柔らかかったり、表面にカビが生えている状態は、劣化が進んでいるので廃棄しましょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 1週間弱(季節によって異なる) |
冷蔵保存 (野菜室) | 2週間程(国産レモン:丸々1個の場合) 1ヵ月程(輸入レモン:丸々1個の場合) |
冷凍保存 | 1ヶ月程 |
レモンが好む温度は6~8℃。冬場の時期は常温でも良いですが、賞味期限を考えると保存場所は冷蔵庫の野菜室が適しています。しかし、レモンの鮮度は冷蔵保存中にも低下していくことをお忘れなく。また、使いかけのレモンは冷蔵保存でも日持ちしないので注意しましょう。
レモンを冷凍する大きなメリットは、カット済みでも丸ごとでも、1ヶ月も保存が効くようになることです。
レモンの産地で賞味期限が変わる理由と注意点
一言でレモンと言っても、産地によって賞味期限や特徴が異なります。日本でよく売られているのは海外からの輸入レモンです。この機会に産地によるレモンの違いを知っておきましょう!
- 国産レモン…無農薬が多いため長持ちしないが、風味は豊か。無農薬なら皮ごと食べられる。
- 輸入レモン…防腐剤を使用しているため日持ちする。皮は食べない方がいい。
レモンは皮部分に香り成分が凝縮されているので、香り付けとして皮まで利用したい人も多いことでしょう。
しかし、輸入レモンをしっかり洗っても皮に染み込んだ防腐剤を完璧には落とせないので要注意。レモンを皮まで食べたり、皮ごと漬け込むレシピで活用したい人は、国産で「無農薬」と表示のあるレモンを使えると安心です。
レモンを冷凍保存する手順と解凍方法
レモンは国産と輸入があるけど、冷凍保存法は変わるのかな?
保存方法は変わらないぞ!ただし、産地のチェックだけはしておこう!
- ラップでレモンを包む!
- レモンの産地を確認する!
レモンは乾燥に弱い為、冷凍保存する際には乾燥対策が必要です。また、レモンは予め産地をチェックして皮まで食べられるものかを確認して。使うときに忘れないよう、保存袋にメモしておくのもオススメ。
レモンを冷凍保存する方法
レモンの代表的な栄養素はビタミンCですが、低温で失われることは無いのでご安心を!冷凍レモンは、栄養価だけでなく使い勝手も大きな変化はありませんよ。
レモンを丸ごと冷凍する
手間をかけたくない人や、国産レモンを皮まで活用したい人におすすめの方法です。
レモンをよく洗い、キッチンペーパーでしっかりと水気をふき取ります。レモンをラップで包んでから保存袋に入れ、空気を抜いてから冷凍庫へ。
レモンをカットして冷凍する
料理やドリンクのトッピングとしてレモンを活用したい人におすすめの方法です。予めカットしておけば、解凍後すぐに使えて便利。
よく洗ったレモンの水気をキッチンペーパーでふき取ってから、お好みのサイズにカット。使いやすい分量ごとにラップで小分けして、保存袋に入れて空気を密封して冷凍させます。
解凍したレモンの解凍方法
冷凍レモンは、凍ったまま調理、もしくは自然解凍していただきましょう。
・丸ごと1個冷凍した場合…半解凍すれば包丁でカットできるようになります。国産のレモンなら、凍ったまま皮をすりおろせば香り高いトッピングに。
・カットして冷凍した場合…自然解凍すれば通常通り果肉を絞れます。
【豆知識】美味しいレモンの選び方・栄養価・おすすめレシピ
レモンは収穫されてからも追熟するのかな?
レモンは追熟しないぞ!収穫された日が美味しさのピークなんじゃ
- 皮にハリと弾力がある
- 水分を蓄え重みがある
- 鮮やかな黄色
- ヘタが緑色をしている
バナナやリンゴなど、果物によっては収穫されてから甘みが増すものがありますが、レモンは追熟しません。そのことから、レモンを選ぶ際は収穫されてから日の浅いものを選べるかがポイントです。
レモンの皮や色の状態だけでなく、鮮度の高さを確認するにはヘタ部分にも注目しましょう。ヘタが黒っぽい色になっていると収穫から時間が経っている証拠です。
レモンの栄養素と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | ・12月~3月頃(国産レモンの場合) ※輸入レモンは1年を通して手に入る |
代表的な栄養価 | ・ビタミンC ・クエン酸 |
おすすめの食べ方 | 皮ごと食べる:レモンの皮にビタミンCや食物繊維が含まれます 魚貝料理に添える:生臭さを緩和させる作用があります |
日本の売り場に並ぶレモンはほどんどが輸入。しかし、近年は国産レモンがじわじわと人気を集めつつあります!国産レモンは、輸入レモンには無い甘味や風味があります。また、無農薬であるものも多いことから、皮までいただけるので栄養の取りこぼしもありませんよ。
疫力を高めたり、皮膚のメラニン色素を抑制する働きのあるビタミンCは、レモンと聞いて真っ先に思い浮かべる栄養素ですね。ビタミンCは加熱で失われやすいので、料理の仕上げに使う、などタイミングを見計らうのが良いでしょう。
レモンを使ったレシピ