熟したマンゴーはとにかく甘い!頬張ると思わず笑顔になっちゃうよ
最近では国産マンゴーも続々登場して人気を集めているんじゃ!
マンゴーを使った期間限定スイーツの情報が盛り上がり始めると、夏の訪れを感じますね。そんなマンゴーですが、一度完熟するとその後は日持ちしないのが弱点。食べきれないマンゴーがある人は冷凍してみませんか?コンビニやスーパーで売っている「冷凍マンゴー」を簡単に再現できますよ!
マンゴーを冷凍保存するメリット
- 完熟したマンゴーを長期保存できる!
- 下処理をして冷凍するから食べる時に楽!
- 食感の変化を利用してレシピで応用できる!
マンゴーの性質を知って賞味期限を理解しよう!
マンゴーを冷蔵庫に入れたことがあるけど、正しい保存方法なのかな?
マンゴーの状態によって保存場所や賞味期限が変わるのじゃ!
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 完熟するまで ※収穫後6日程で熟す |
冷蔵保存 | 5日程(丸ごと1個) 2日程(カット済みのもの) ※完熟してから冷蔵庫に入れる |
冷凍保存 | 1ヵ月程 ※完熟してから冷凍庫に入れる |
マンゴーは常温環境で追熟が進む「エチレンガス」を放出し、収穫後もどんどん甘味がアップします。そのため、未熟のマンゴーは常温で食べごろを待つのが正しい保存法です。
※エチレンガスはマンゴー以外の野菜や果物にも影響を与えるので、他の食材と距離を置くのが大切です。
- 甘味のある香りが強くなる
- 皮の表面にワックスを塗ったようなツヤが出る
- 表面を触るとべたつきを感じる
- 果肉に弾力があり押すと少しへこむ
マンゴーは8℃で追熟がストップする性質があります。ただし、7℃以下になると低温障害を起こすので、冷蔵保存するよりも、食べる直前に冷やす程度に留めると良いでしょう。
- 未熟なマンゴーの場合…新聞紙にくるみ風通しの良い常温の冷暗所に置き、食べごろを待つ
- 完熟したマンゴーの場合…食べる直前に冷蔵庫で冷やすか、すぐに食べない場合は冷凍して長期保存
傷んだマンゴーの特徴
マンゴーは完熟して食べごろのピークを迎えると、その後は日持ちせず、すぐに劣化が始まります。皮表面に「黒い点」が現れると傷みがスタートしたサイン。この場合、傷んだ箇所を取り除けばまだいただけますが、美味しさはすでに半減。そうなる前に食べきれるのが理想です。
下記の状態になったマンゴーは腐っている可能性も高いので食べるのは避けましょう。
- 果肉が柔らかくなり汁が出ている
- 果肉が茶色っぽく変色している
- カビが生えてる
- 異臭がする
マンゴーを冷凍する手順と解凍方法
冷凍する場合は、完熟した食べごろのマンゴーを使うのじゃ
低温で追熟が止まるから、常温で食べごろを待ってから冷凍させるんだね!
- 完熟したマンゴーを冷凍する!
- 皮と種を取っておく!
- 空気をしっかりと抜く!
丸ごと1個のマンゴーを凍らせると、カチコチになり使い勝手が悪くなるので注意しましょう。冷凍する際には、皮と種を取り除き食べやすいサイズにカットしておくのがポイント。マンゴーは完熟して甘さがピークを迎えたものを冷凍するがお約束です。
マンゴーを冷凍する手順
みずみずしいマンゴーですが、冷凍すると生の時の食感には戻らないのが特徴です。そんなことから、すぐに食べきれる分を省き、余ったもの冷凍するのが良いでしょう。冷凍マンゴーは凍ったまま食べたり、レシピでアレンジするのがおすすめ。
マンゴーの中心部分にある楕円形の種を避けるようにして切り分けましょう。
切り分けた種の無い果肉2枚に格子状の切り込みを入れていきます。この時、あくまで果肉だけに切り込みをいれ、皮は切らずに残しておきましょう。
マンゴーの皮部分を果肉に向かって両手で押し込むと、サイコロ型の果肉が反り返ります。皮と果肉が繋がった部分を、包丁で丁寧に切り落としましょう。
種の周りの果肉は、包丁で種をぐるりと囲むように切り取ります。皮を取り、食べやすいサイズにカットしましょう。
カットしたマンゴーは、断面から果汁がでてくるのでキッチンペーパーを使いふき取っておきます。
食べやすい分量ごとにラップでしっかりと包み、空気に触れないように密着させましょう。その後、保存袋に入れて空気を拭いて冷凍庫へ。
冷凍したマンゴーの解凍方法
冷凍したマンゴーは、凍ったまま、もしくは半解凍していただきましょう。凍ったままミキサーにかけてドリンクにしたり、半解凍して冷凍マンゴーとしていただくのも良いですよ。
【豆知識】美味しいマンゴーの見分け方・栄養価・注意点
マンゴーの皮の表面についている白っぽい粉はなんだろう?
それはマンゴーが新鮮な証拠なんじゃ!
- 皮にシワ、傷、変色、黒い点が無い
- 形は丸みを帯びている
- 果肉がブヨブヨしていない
- 白い粉が全体についている
- 甘い香りがする
- ずっしりと重みがある
マンゴーは、丸みを帯びて皮がツルンとしたキレイなものを選びましょう。皮に傷や変色が起きているものは、熟しすぎて劣化していたり、傷んでいる可能性が高いので避けましょう。
マンゴーについている白い粉の正体は?
マンゴーの表面についている白い粉は「ブルーム」と呼ばれます。収穫直後のマンゴーについていることが多く、鮮度が高い事を表します。ブルームは、マンゴーが追熟すると自然に消え、食べごろを判断する手掛かりになりますよ。
マンゴーの栄養価と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 6月~8月頃 |
代表的な栄養価 | ・ビタミンA ・ビタミンB1 ・ビタミンB6 ・ビタミンC ・カリウム ・β-カロテン ・葉酸 ・食物繊維 |
おすすめの食べ方 | 食後のデザートとして:消化を助ける働きがあります。 |
注意点 | アレルゲンの可能性:ウルシ科であるマンゴーは、人によっては痒みやかぶれなどのアレルギー反応を引き起こすことがあります。 |
マンゴーには、抗酸化作用や免疫力向上の働きがある栄養価が豊富に含まれています。また、熟したマンゴーには体内に取り込まれるとビタミンAに変換されるβ-カロテンも豊富。食べごろを迎えたマンゴーは、美味しいだけでなく栄養価もアップするのだから嬉しいですね!
国産マンゴーは、輸入物に比べて割高になりますが、糖度や栄養価の面で高品質であることが特徴です。今まで輸入物のマンゴーを食べてきた人は特に、国産マンゴーで感動することも多いそう。この機会に是非とも国産の味を楽しんでみてはいかがでしょう。
マンゴーを使ったレシピ
冷凍保存術を身に着ければ、自宅でも簡単に冷凍マンゴーを楽しめるのぅ
夏限定のマンゴーも、冷凍してゆっくり食べられるようになるのは嬉しいな