食後のデザートやおやつとして、気軽に食べられる果物が「みかん」だね!
「よく食べられている果物ランキング」では、バナナ、りんごに次いで、3位に輝いているぞ
袋売りや箱売りなど一度に沢山手に入ることの多いみかんですが、時間の経過とともに傷みやすいのがデメリット。今回は、みかんを長持ちさせる保存術を解説します。常温や冷蔵保存も良いですが、いつものみかんに飽きてしまった時は、冷凍してみるのもおすすめ!
みかんを正しく保存するメリット
- 賞味期限が長くなる!
- みかんを無駄にすることなく使い切れる!
- 冷凍なら人気の「冷凍みかん」に大変身!
みかんを正しく保存すると賞味期限はどのくらい?
みかんを置いておいたら、カビが生えちゃったんだ…
他のみかんにもカビが移ってしまうから気を付けたいのぅ
みかんが劣化すると、皮がブヨブヨになり表面にカビが生えます。このような場合は廃棄し、他のみかんに影響がないかを確認しましょう。また、カビの生えたみかんを触った後は手をしっかり洗う事もお忘れなく。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 ※冬場に限る | 2~3週間程 |
冷蔵保存 | 2週間程 |
冷凍保存 | 2週間~2ヶ月程 (保存方法により異なる) |
みかんの保存に適した温度は5℃~15℃。そんなことから、冬場なら常温環境での保存、それ以外の季節なら冷蔵保存が良いでしょう。みかんが大量に余っている時は冷凍保存でさらに長持ちしますよ。
みかんの常温・冷蔵・冷凍保存方法
みかんはいろんな方法で保存できるんだね!それぞれの違いは何?
保存方法の特徴をまとめてみたぞ!
保存法 | 特徴 |
---|---|
常温 | ・冬場に限り保存できる ・甘味が増す |
冷蔵 | ・気温が高い時期に適している ・酸味が強くなることも |
冷凍 | ・保存期間が最も長い ・給食でお馴染みの「冷凍みかん」になる ・基本的には凍ったまま食べる |
みかんを常温保存する方法
- みかんを下向きにして保存する!
- みかんを重ねすぎない!
冬場なら暖房の熱が届かない場所で保存します。家の中でも特に気温が低く風通しの良い玄関や廊下などがベスト。みかんのヘタを下にして保存すると、他のみかんの重みに耐えやすくなったり、乾燥に強くなります。
入れ物に移して保存する場合
保存方法はとっても簡単!風通しが良いザルやカゴを利用して保存しましょう。
保存期間:最大2週間
箱入りのみかんを保存する場合
箱に入っているみかんの中から傷んでいるものを全て省き、状態の良いものだけを下向きにして並べなおします。
時々傷み具合をチェックして、上下のみかんを入れ替えると良いでしょう。
保存期間:最大3週間
みかんを冷蔵保存する方法
- みかんを包んで乾燥対策を!
みかんをそのままの状態で冷蔵庫に入れるのはNG!みかんの水分が蒸発する原因になります。また、みかんは冷蔵庫の野菜室で保存するのがポイントです。
キッチンペーパーでみかんを1つずつ包んでから、数個をひとまとめにしてポリ袋に入れ、野菜室で保存。常温保存と同じく、ヘタを下向きにしましょう。
保存期間:最大2週間
みかんを美味しく冷凍保存する方法
- 解凍後にどう食べたいのかを考えておく
みかんを冷凍させる方法は意外にもたくさん!「冷凍みかん」として食べるのか、レシピやトッピングで活用するのか…どのようにみかんを使うのかを考えておけるとベストです。
みかんを丸ごと冷凍する場合
段階を踏んで2回冷凍するのが美味しい「冷凍みかん」を作るコツ。
まずはみかんをそのまま冷凍。みかんが凍ったら一度水にくぐらせ表面を湿らせます。その後トレーにみかんを置き、再度冷凍。完全にみかんが凍ったら、保存袋に移します。
保存期間:最大2ヶ月
みかんの皮を剥いて冷凍する場合
食べたい分だけ取り出せるからとっても便利!
みかんの皮を剥いて、甘皮の白い筋も取り除いておきましょう。後はお好みの形で冷凍します。房ごとでも、1粒ごとにバラバラにしても良いですね。
保存期間:最大1ヵ月
みかんの甘皮まで剥いて冷凍する場合
レシピでみかんをアレンジしたい時に使い勝手が良くなります。
丁寧に実だけを取り出してから、トレーの上にみかんが重ならないようにして並べ、冷凍させます。しっかりと凍ったことを確認したら、保存袋に移し替えましょう。
保存期間:最大2週間
冷凍したみかんの解凍方法
シャリシャリとした食感を楽しめる半解凍がおすすめです。室温に戻して適度に自然解凍すれば、丸ごと1個のみかんも皮が剥きやすくなりますよ。
【豆知識】美味しいみかんの見分け方や栄養素
みかんは鮮やかなオレンジ色で、ふっくら丸みがあるものを選んでいるよ!
あとは皮や軸の様子まで確認できればパーフェクト!
- 皮の表面のキメが細かいもの
- オレンジ色が濃いもの
- 柔らかい部分や凹みが無い
- 水分を蓄えハリがある
- 軸の幅が小さいもの
みかんの栄養素と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 11月~1月頃 ※品種ごとに旬が異なります |
代表的な栄養素 | ・ビタミンA ・ビタミンB群 ・ビタミンC ・ビタミンE ・食物繊維 ・ミネラル ・クエン酸 |
注意点 | 食べ過ぎない:1日2~3個を目安にしましょう。食べすぎると、皮膚が黄色くなったり、お腹が緩くなることがあります。 |
みかんは果肉だけでなく、皮も有効活用できることをご存知ですか。みかんの皮にはリモネンという成分が含まれており、油汚れに効果的です。また、皮にも栄養がたっぷり。無農薬で作られたみかんの皮は、スイーツレシピでいただくのもおすすめ!
みかんがカビやすい理由は?
カビと言えば、湿度の多いジメジメした所で繁殖するイメージがありますね。しかし、みかんは環境に関係なくカビが出来やすいのです。これは、みかんの皮に含まれるプロリンという成分が原因。そんなことから、常温・冷蔵保存中は特に、こまめにみかんの様子に気を配るのが大切なのです。
みかんを使ったレシピ
みかんには意外と沢山のビタミンが含まれていたんだね!
皮まで便利に使えるから、コスパ最強の果物なんじゃ!