和洋レシピで欠かせないのがバターだね。特に「バター醤油」の組み合わせに目が無いんだ…!
バターを使って料理すると、部屋中に美味しい香りが立ち込めて食欲がそそられるのぅ
バターを料理に加えるだけで味にコクが出て一気に美味しさがアップ。料理だけでなくスイーツ作りでも活躍する頼もしい食品です。バターの賞味期限は比較的長めに設定されていますが、一度開封すると酸化しやく、大量消費が難しいのがデメリット。そんなバターは、冷凍することで品質を保ったまま長期保存が可能になりますよ!
バターを冷凍保存するメリット
- 開封後に傷みやすいバターの品質をキープ!
- 酸化や匂い移りを防ぎつつ長期保存ができる!
- 解凍後はさっと取り出せて使えるから便利!
- 風味や味に変化が無い!
バターを冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
バターのパッケージの賞味期限を見たら、すごく長期間でびっくりしちゃった!
おっと、それは未開封に限り有効なんじゃ。いつまでもその賞味期限が適用されるとは限らないぞ。
バターを保存する上で最適な温度は10℃なので、冷蔵保存が良いでしょう。一度開封するととにかく酸化しやすい為、可能であれば「バター専用の容器」を活用して保存し、2週間程で使い切るのが理想です。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 適さない |
冷蔵保存 | 6ヵ月程(未開封のバター) 2週間程(開封後のバター) ※パッケージに記載の賞味期限を確認ください |
冷凍保存 | 1ヵ月(カットして冷凍する場合) 1年(丸ごと1個冷凍する場合) |
「バターは開封後2週間で食べきる」とは分かりつつも…1箱ともなると、なかなか消費するのが難しいこともあるでしょう。そんな時におすすめなのが冷凍保存。すぐに使う分は冷蔵庫で保存し、残りを冷凍すれば大敵である「酸化」や食材の「匂い移り」からバターを守りつつ、長持ちするメリットがありますよ。
バターが傷むとどんな状態になる?
賞味期限を過ぎたバターは、すぐにダメになるわけではないのですが…だからと言って冷蔵庫に放置するのはNG。古くなったバターは、油の酸化が進み「悪玉コレステロール」を生み出す原因になるので注意が必要です。
また、扉の開け閉めにより気温が高くなると、バターの油が分離して品質が低下し、更にはカビが発生するリスクも。バターの品質に不安を感じる場合は安全を第一に廃棄した方が良いでしょう。
- べっちゃりと汁気が出ている
- 異臭がする(酸っぱい臭い、石油のような臭い)
- カビが生えている
バターの冷凍保存の手順と解凍方法
バターを冷凍したらカチコチに凍って使い勝手が悪くなりそう…?
それを防ぐために、使いやすいサイズにカットしておくのがおすすめじゃ!
- 酸化対策を施す!
意外かもしれませんが、バターは冷凍保存と相性抜群の食品です。バターの主成分は乳脂肪分で、もともと水分が少ないのがポイント。水分が少ないバターは、冷凍しても食感や風味に変化が起こりにくいのです!安心して冷凍保存できますね。
カットして冷凍
特にこれと言った用途が無い人は、こちらの保存方法をおすすめします。予めカットしておくことで、必要な分量だけさっと取りだせるようになり便利ですよ!
使いやすいサイズにバターを切り分けてから、ラップで1つずつしっかりと包みましょう。その後、保存袋に入れて空気を抜いてから冷凍庫へ。
保存期間:最大1ヵ月
丸ごと1個を冷凍
バターが大量に余っている人や、スイーツ作りでバターを活用したい人におすすめの方法です。
購入した状態で付いてくる銀色の包み紙はそのままにして、バター全体をラップで包みましょう。保存袋に入れて空気を抜いて冷凍します。
保存期間:最大1年
冷凍したバターの解凍方法
冷凍したバターは、冷蔵庫に移動して自然解凍、もしくは凍ったまま使いましょう。
・カットして冷凍した場合…すぐに解凍されるので、凍ったままでもトーストに塗れて便利!
・丸ごと1個冷凍した場合…自然解凍すれば、通常通りのバターになります。ただし、一度解凍したバターの再冷凍は不可ですので注意して。
【豆知識】バターの栄養素・基礎情報・おすすめレシピ
博士、バターとマーガリンの違いを教えて!
見た目や用途は似ているけど、実は全く違う食品なんじゃ!解説しよう
バターの栄養素と基礎情報
5大栄養素 | タンパク質 |
代表的な栄養素 | ・ビタミンA ・ビタミンB1、B2 ・ビタミンD ・ビタミンE ・ビタミンK ・カルシウム ・カリウム ・ナトリウム ・パントテン酸 ・脂質…など |
注目ポイント | バターの栄養価は加熱で失われない!:おかず作りやスイーツ作りなど、様々なレシピで活用できます。 |
バターの主成分は乳脂肪分なので、カロリーは高い傾向にありますが…その分、牛乳ならではの栄養もたっぷり詰まっているのが特徴。様々なビタミン・カルシウム・乳酸菌を含み、消化吸収に優れる優秀な食品なのです。大切なのはトータルバランス。カロリーだけに注目して敬遠してしまうのは勿体ないですよ!
バターとマーガリンの違いは?
バターよりも求めやすい価格で手に入るマーガリン。バターの代用品として使用する方も多いのでは。使い道が似ているこの2つですが、実は全く違う原料からできています。それぞれの特徴を知った上で、使い分けてみるのが良いでしょう。
- バター…牛乳の脂肪分が原料。バターの栄養素は牛乳に含まれる自然由来のもの。濃厚な香りや風味が特徴。
- マーガリン…(なたね油やコーン油などの)植物性の脂肪が原料。ビタミンAや乳化剤を人工的に加えて作られる。あっさりとした味わい。
バターを使ったレシピ
何気なくバターを食べていたけど、栄養がたくさん詰まっていたんだね!
バターを冷凍すれば冷蔵庫もすっきり!意外とこれが嬉しいポイントかもしれないのぅ