甘いタレがたっぷりのったうなぎの蒲焼きに目が無いんだ!
美味しいだけでなく栄養も満点!夏バテ対策にもぴったりじゃ
スタミナ補給をしたい時に頼りになるのが「うなぎ」。お店で食べたり、調理済みのものを購入することが一般的ですが…冷凍すれば約1ヵ月も日持ちすることをご存知ですか。この記事では、うなぎの「白焼き」や「蒲焼き」の冷凍保存方法、そして美味しく解凍するコツを解説します。
うなぎを冷凍保存するメリット
- 賞味期限がぐっと伸びる!
- 日持ちしないうなぎを長く楽しめる!
- 解凍でひと手間掛ければ美味しく仕上がる!
うなぎを冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
うなぎは「白焼き」や「蒲焼き」が多いよね。火を通してあるから、日持ちするのかな?
生ものではないのじゃが…食中毒の心配もあるからすぐに食べた方がよいな!
うなぎは加熱調理されたものが売られていますが、基本的にはすぐ食べきる、もしくは食べるまで冷蔵庫に入れておくと良いでしょう。購入から時間が経つと、食中毒の心配もでてくるので要注意。下記の状態になったウナギは腐っている可能性が高いので食べるのは避けましょう。
- 酸味のある匂いに変化
- 糸を引いている
- 粘り気がでている
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 適さない |
冷蔵保存 | 2日~3日程(蒲焼き) 1日~2日程(白焼き) |
冷凍保存 | 1ヵ月程 |
すぐに食べるつもりで購入したものの、予定通りにいかないこともありますね。そんな時は、うなぎを冷凍させるのも一つの手。数日しか日持ちしないうなぎを最大で1ヵ月も保存できるようになりますよ。
うなぎの冷凍保存の手順と解凍方法
解凍してもほっこり柔らかいうなぎの蒲焼は再現できるのかな?
うなぎは冷凍する時よりも、解凍させる時の方が大切じゃ。正しく解凍すればふっくら仕上がるぞ!
- 酸化を防ぎながら冷凍する!
- 賞味期限(約1ヵ月)より前倒しで食べきるようにする!
うなぎは「白焼き」「蒲焼き」にかかわらず、同じ方法で冷凍保存ができます。どちらの場合も酸化対策をしっかりと施し、なるべく早く食べきるようにするのがポイント。風味や食感は少々衰えますが、解凍の仕方次第で美味しく仕上げられますよ。
うなぎの切り身をパックから取り出し、ラップで密着させるように小分けします。その後、保存袋に入れて空気を抜いて冷凍します。
蒲焼のタレが塗られている場合
「蒲焼き」として売られるうなぎには、タレが塗られている場合が一般的。冷凍する際には、水でタレを洗い流して「白焼き」のようにしましょう。ラップで包む前にキッチンペーパーで水気をふき取ることをお忘れなく。
真空パックの場合
真空パックの状態で冷凍保存ができることが多いようです。購入元が掲示する説明書きに従い冷凍させましょう。
冷凍したうなぎを美味しく仕上げる解凍方法
冷凍うなぎは、冷蔵庫に移動させ、半日かけてゆっくりと解凍させます。その後、下記の方法で加熱調理しましょう。
・フライパンで蒸し焼き
身がふっくらと仕上がります。フライパンにうなぎの切り身と酒を入れ、蒸し焼きにします。
・オーブンやグリルで焼く
うなぎが香ばしく仕上がります。蒲焼きのタレがある場合、切り身に塗ってから焼きましょう。くしゃくしゃに丸めたオーブンシートやアルミホイルを広げ、うなぎの下に引くとくっつき防止になりますよ。
【豆知識】うなぎの基礎情報・栄養素・注意点
うなぎは夏に食べるイメージだけど…旬の時期もやっぱり夏場なのかな?
夏によく見かけるうなぎは「養殖もの」なんじゃよ
うなぎの栄養素と基礎情報
5大栄養素 | タンパク質 |
旬の時期 | 10月~12月(天然うなぎ) 6月~8月(養殖うなぎ) |
代表的な栄養素 | ・ビタミンA ・ビタミンB群 ・ビタミンⅮ ・ビタミンE ・ドコサヘキサエン酸 ・エイコサペンタエン酸 ・鉄 ・亜鉛 ・カルシウム…など |
うなぎを食べる「土用の丑の日」は夏をイメージする方も多いことでしょう。しかし、カレンダーにもよりますが1年に何回もあるのだとか!この習慣は東京が発祥の地だと言われています。定期的にうなぎを食べて、スタミナをつけてみるのも良いですね。
生のうなぎの注意点
生のうなぎの血液には毒があり、取り扱いが難しいとされています。うなぎの血液が目・口・傷口に入ると炎症を起こすことも…。「白焼き」や「蒲焼き」など、加熱調理したものが売られる理由がこれです。生のうなぎを入手することもできますが、安心していただくという意味でなら加熱済みのうなぎがおすすめ。
うなぎを使ったレシピ
うなぎの冷凍ができれば、これから気軽に蒲焼きが楽しめるね!
お手製ダレは簡単に作れるから、うなぎがもっと身近に感じられるようになるのう