ズッキーニを料理に追加するだけで、なんだかお洒落な気分がするよね!
イタリア料理やフランス料理でもよく使われるんじゃ!
夏の食卓を彩る緑黄色野菜こそズッキーニ。煮崩れせず、使い勝手の良さが魅力です。そんなズッキーニですが…実は冷蔵保存は不向きなのです!日持ちしない野菜として知られるズッキーニは、保存法を見直すだけでいつもより長く美味しい状態を楽しめますよ。
ズッキーにを冷凍保存するメリット
- 日持ちしないズッキーニの保存期間が延びる!
- 解凍後の調理時間が短くなる!
- 何を重視するかで保存法を使い分けられる!
ズッキーニを保存すると賞味期限はどのくらい?
ズッキーニっていつも冷蔵庫に入れてきたけど、正解なのかなぁ?
ズッキーニはきゅうりに似ているけど、実はカボチャの仲間なんじゃ。つまり、常温保存が適しているぞ!
ズッキーニは温度が低くなると痛みの進行が早まります。冷蔵庫に入れておくと、すぐに乾燥して中身がスカスカに。この段階ではまだ食べられますが、食感も旨味も低下しています。さらに劣化が進むと中身が変色したり、ドロドロに溶けて腐った状態になるので注意してください。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 1週間程 |
冷蔵保存 | 5日弱 |
冷凍保存 | 2週間~1ヵ月程 保存方法によって異なる |
ズッキーニは新聞紙で包んで冷暗所に置けば常温環境でも約1週間保存可能です。冷蔵保存の場合には、ズッキーニを1本ずつラップでピッタリと包めばば5日弱保存できます。
ただし、常温でも冷蔵でも、時間が経つとズッキーニの水分が飛び、栄養価や鮮度はダウンすることをお忘れなく。冷凍保存なら劣化を大幅に遅らせつつ保存できるメリットがありますよ。
ズッキーニの冷凍保存の手順と解凍方法
あまり時間が無いから、とにかくすぐに保存できないかな!
そんな羊ちゃんは「生のまま冷凍」させるのがぴったりじゃ!
冷凍保存方法 | 特徴 |
---|---|
生のまま冷凍 | ・保存期間は約2週間 ・手軽に冷凍保存できる ・解凍後には加熱調理が必須 |
加熱調理してから冷凍 | ・保存期間は約1ヵ月 ・解凍後すぐに食べられる状態になる ・そのまま冷凍するよりも食感をキープできる |
ズッキーニは生のまま冷凍しても、加熱調理してから冷凍しても、見た目や味・食感に大きな変化はありません。
大きな違いは2つ、冷凍保存方法と、解凍後のズッキーニの状態です。冷凍保存する時に時短したいのか、解凍後に調理の時短をしたいのかで保存方法を使い分けるのもアリですね。
- 水分はしっかり拭きとる!
- ズッキーニ同士で重ならないように冷凍する!
ズッキーニを「冷凍保存」する手順
ズッキーニは冷凍させると数週間保存できるようになりますが、それでも少しずつ劣化していきます。冷凍保存させたとしても、なるべく早く使い切れることを目指しましょう。
まずは、ズッキーニをよく洗ってからキッチンペーパーで水けをふき取ります。
ズッキーニのヘタ部分と先端を切り取った後、全体を約1cm幅で輪切りにします。
フライパンに油を広げ、ズッキーニを加熱調理します。(炒めるだけでなく、茹でることもできます。)
加熱調理は、解凍後すぐに食べられるようにしっかりと火を通すのがポイントです。お好みで塩コショウして下味をつけておくのも良いでしょう。
火が通ったら粗熱を冷まします。
※生のまま冷凍する場合はスキップ
ズッキーニを保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍庫へ移動させます。
カットしたズッキーニ同士が冷凍中にくっつきやすいので、保存袋内で重ならないように並べるのがポイントです。
冷凍保存したズッキーニの解凍方法
生のまま冷凍させた場合
生のまま冷凍したズッキーニは、そのまま解凍すると酵素の反応によって変色したり柔らかくなってしまいます。それを避けるためにも、凍った状態のままの加熱調理するのがよいでしょう。
加熱調理して冷凍させた場合
加熱調理した冷凍ズッキーニは、自然解凍か加熱調理していただきましょう。すでに火が通っているので、解凍後はすぐに食べられる状態になります。
【豆知識】美味しいズッキーニの見分け方や栄養素
ズッキーニは表面が綺麗な物を選ぶようにしているよ!
良いぞ、羊ちゃん!皮部分は最初にチェックしたいポイントじゃ
- 皮の表面にツヤがる
- 皮に傷が無い
- 太さが均一
- 色味が鮮やかなもの
- ヘタの切り口がみずみずしい
ズッキーニの皮の表面は思う以上に繊細です。少しでも表面に傷があると、そこから痛みが広がります。ズッキーニは、表面が綺麗なものを選び、購入後もなるべく傷つけないように注意しましょう。
ズッキーニの栄養素と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 6月~8月 |
代表的な栄養素 | ・ビタミンC ・βカロテン ・カリウム ・カロテン…など |
おすすめの調理法 | 油を使って調理:βカロテンは油と相性が良く一緒に頂くことで吸収されやすくなる |
記事の中でもご紹介しましたが、ズッキーニはカボチャの仲間です。ズッキーニは完熟する前に収穫されるため、皮や中身が柔らかく丸ごと食べられるのです。あまり知られていませんが、成長したズッキーニは1メートル程になるのだそう!
カボチャは収穫されてから追熟する野菜ですが、ズッキーニは採れたての新鮮な状態が一番美味しくいただけます。もともと日持ちしないので、すぐに食べきれるのか、すぐに冷凍保存するのかを購入した日に考えられるとベストでしょう。
ズッキーニを使ったレシピ