チンゲン菜と言えば中華料理に欠かせない野菜だよね!
アクが無いからどんな料理にも良く馴染むぞ!
シャキシャキした食感や、癖のない味で料理しやすいチンゲン菜。ストックがあると便利ですが、なかなか日持ちしないのが難点です。そんなチンゲン菜、実は冷凍保存できるんです!冷凍保存を活用してチンゲン菜の使い残しを卒業しましょう。
チンゲン菜を冷凍保存するメリット
- 長期保存が可能になる!
- 調理時間の時短になる!
- 場所を取らずに保存できる!
チンゲン菜を冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
チンゲン菜ってしばらくしたら変色しちゃうよね
チンゲン菜のような葉野菜は乾燥しやすく、鮮度が落ちるのも早いんじゃ
チンゲン菜の劣化は葉の一部が黄色く変色することから始まります。この場合、変色部分を取り除けばまだ食べられる状態ですが、鮮度は落ちていることを覚えておきましょう。傷みが広がると萎れたり、黒く変色して食べられなくなります。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 向かない |
冷蔵保存 | 4日程 |
冷凍保存 | 1ヵ月程 |
チンゲン菜は湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れ立てて冷蔵するのが正しい保存方法。しかし、それでも4日程しか日持ちしません。すぐに食べる量は冷蔵、余りそうな分は冷凍など、保存方法を使い分けるのがおすすめです。
チンゲン菜の冷凍保存の手順と解凍方法
チンゲン菜は生のまま冷凍保存すればいいのかな?
時間があるなら、下茹でした方が食感の変化が少ないからおすすめじゃ!
冷凍保存法 | ポイント |
---|---|
生のまま冷凍保存 | ・保存手順がシンプル ・様々なレシピで応用しやすい |
下茹でして冷凍保存 | ・解凍後はすぐに食べられる状態 ・少しでも食感を維持したい人におすすめ |
チンゲン菜の冷凍保存期間は生のままでも下茹でしても約1ヵ月。大きな違いは、どの場面で時短をするかです。保存する時に手早く作業したいのか、解凍後の調理で時短をしたいのかによって選ぶと良いでしょう。
- 水分をしっかりと取る!
チンゲン菜を「冷凍保存」する手順
チンゲン菜を冷凍すると、どうしても生の様なシャキッとした食感はキープしにくくなります。冷凍チンゲン菜は柔らかく仕上がるのが特徴なので、炒め物やスープなど食感を重視しないレシピで活用するのが良いでしょう。
チンゲン菜の根元の部分には土などの汚れが溜まりやすいのでよく洗い流しましょう。
冷凍するチンゲン菜は、普段よりも固めに茹で上げるのがポイントです。
沸騰したお湯に少量の塩を加え、チンゲン菜根元部分から茹で始めます。しんなりしたら全体をお湯に沈め、さっとゆで上げましょう。
※生のまま冷凍保存する場合はスキップ
茹で上げたチンゲン菜を冷水にさらし、粗熱を取ります。その後、チンゲン菜を手で絞り水気を取ります。
※生のまま冷凍保存する場合はスキップ
キッチンペーパーでチンゲン菜の水気をしっかりと取ってから、保存袋に入れ冷凍保存します。
生のままチンゲン菜を冷凍保存
チンゲン菜を1枚ずつ保存したり、お好みのサイズにカットして冷凍しましょう。
保存袋にぎゅうぎゅう詰めにせず、余裕を持たせるのがポイント。冷凍してもチンゲン菜同士くっつきにくくなります。
下茹でしたチンゲン菜を冷凍保存
固めに茹で上げたチンゲン菜は、食べやすいサイズに切り分けておきましょう。
使いやすい量ごとにラップで小分けしてから保存袋へ。調理の際に必要な分だけ取り出せて便利です。
「冷凍保存」したチンゲン菜の解凍方法
生のまま冷凍した場合…炒め物や汁物などに、凍ったまま使用しましょう。
下茹でして冷凍した場合…自然解凍か凍ったまま調理します。自然解凍して、だし汁をかけておひたしにしたり、和え物にそのまま使えて便利です。
凍ったまま調理する際には、火の通りが早いので最後に投入するのがおすすめです。
【豆知識】美味しいチンゲン菜の見分け方や栄養素
チンゲン菜は緑色が鮮やかなモノを選べばいいのかな?
おしい!実は小松菜は緑の濃いものは避けた方がいいんじゃよ
- 葉や茎の色は淡い緑色
- 葉や茎が肉厚
- 水分を蓄えハリがある
意外かもしれませんが、濃い緑色のチンゲン菜は葉が厚くアクが強くなります。緑色が淡いチンゲン菜は甘くておいしい証拠ですよ。ただし、淡い色でも黄色みがかったものは鮮度が落ちているので気を付けましょう。
チンゲン菜の栄養素と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 9月~1月 |
代表的な栄養素 | ・ビタミンC・B1・B2・E ・βカロテン ・カリウム ・鉄分…など |
おすすめの調理法 | 油で炒める:βカロテンの吸収率がアップ! |
栄養満点、緑黄色野菜のチンゲン菜。特にβカロテンを多く含み、その量はピーマンの約6倍!免疫力アップに欠かせないビタミンCや、骨や歯を作るカルシウムも豊富です。
チンゲン菜の栄養価の取りこぼしを防ぐ為に調理のコツを掴んでおきましょう。水溶性のビタミンは水に溶けだしやすいので、出汁までいただけるレシピがぴったりです。また、たんぱく質との相性が良い為、肉や魚と合わせていただくと相乗効果が見込めます。
チンゲン菜を使ったレシピ
冷凍チンゲン菜を作ってから、料理で使う機会が多くなったよ!
料理のかさ増しや、彩を追加したい時にも便利じゃな!