サヤごと焼いたそら豆は、ホクホク甘くって…食べだしたら止まらないよ!
旬の時期意外はなかなかお目にかかれない季節感ある野菜じゃな
春に登場するそら豆を毎年心待ちにする人は多いことでしょう。しかし、お家で旬の味を…と購入しても、ふと油断するとあっという間に劣化してしまうのがそら豆。鮮度が落ちるスピードが速いのが難点です。今年からは、冷凍保存テクニックを身に着けて、季節限定のそら豆をもっと長く楽しんでみましょう!
そら豆を冷凍保存するメリット
- 長期保存できるようになる!
- 風味だってちゃんとキープ!
そら豆を冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
そら豆って、買ってからどのくらいで食べきるべきなの?
基本的には購入したその日のうちに消費するのが一番じゃ
時間が経ったそら豆は、サヤが黄色や茶色っぽく変色していきます。こうなると中身の豆も固く甘味が少なくなっていることが多いので、そうなる前に早めに食べきりたいものです。
さらに劣化が進むと異臭や触った時にヌメリを感じるようになります。この状態は食べられないので気を付けましょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 2日~3日程 |
冷蔵保存 | 2日~3日程 |
冷凍保存 | 1ヵ月程 |
収穫されたそら豆はたったの3日で鮮度のピークを迎えます。「収穫されてから」というのがポイントで、店に陳列される過程ですでに鮮度が落ち始めていることを忘れてはいけません。
そら豆は買ったその日のうちに食べるか、余った分は冷凍保存して劣化を遅らせるのが良いでしょう。
そら豆の冷凍保存の手順と解凍方法
茹でたそら豆の香りや甘味が大好きなんだ!冷凍保存する時にも茹でた方がいいのかな?
そら豆は生のまま冷凍するのがいいんじゃよ。時間もかからないから簡単じゃ!
そら豆は下茹でしてから冷凍すると水っぽく仕上がってしまうので要注意。そら豆を美味しく保存する為には、鮮度の高いそら豆を生のまま冷凍保存するのがポイントです。
- 加熱料理せずに冷凍保存する!
- 空気をしっかりと密封する!
そら豆を「冷凍保存」する手順
そら豆を冷凍させると約1ヶ月も賞味期限を延ばせます。ただし、時間が経つごとにそら豆の風味や旨味は失われるので、少しでも早めに食べきれると良いでしょう。
サヤごと冷凍保存
作業時間を短縮したい人や、そら豆の風味をキープして保存したい人におすすめ。
サヤごと保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いてから冷凍庫へ。
豆を取り出して冷凍保存
使いかけのそら豆を保存したい人や、コンパクトに保存したい人におすすめの方法です。
サヤから取り出した豆の甘皮に、予め包丁で切れ目を入れておくのがポイント。解凍後の使い勝手が良くなります。
「冷凍保存」したそら豆の解凍方法
冷凍したそら豆は、凍った状態のまま調理しましょう。
サヤごと冷凍した場合…凍ったままグリルで焼いたり、電子レンジで半解凍して豆を取り出してから塩ゆでしたり加熱調理します。
豆を取り出して冷凍した場合…3分ほど塩ゆですれば食べられる状態になります。
【豆知識】美味しいそら豆の見分け方や栄養素
そら豆は黄緑色だったり、緑色が薄いことがあるよね?
緑色が薄いそら豆は鮮度が落ちている証拠!色味チェックは重要じゃ!
- サヤの色が均一で濃い緑色
- サヤにツヤとハリがある
- サヤに細かい産毛がある
- 豆の大きさが均等
サヤから取り出したそら豆は空気に触れると劣化のスピードが速まるので、購入する際はサヤ入りを選びましょう。また、豆粒の形が揃っているかをチェックするのもお忘れなく。
そら豆の栄養素と基礎情報
注目される栄養素 | レシチン:血中コレステロールを排出する働きがある |
旬の時期 | 4月~6月頃 地域によって時期は異なる |
代表的な栄養素 | ・ビタミンB群・C ・食物繊維 ・たんぱく質 ・カリウム ・葉酸…など |
おすすめの調理法 | サヤごと焼く:旨味が引き立つ |
そら豆の名前の由来をご存知でしょうか。そら豆は、空に向かってサヤが伸びるためこの名前になったのだそう。また、熟したそら豆は次第に下向きになり食べごろになります。
そら豆の甘皮ですが、実は食べられます。食物繊維が豊富に含まれているので、捨てるのは勿体ない!硬い食感が気になるなら、カットして汁物に投入するのもいいですね。栄養満点の新食感を楽しんでみてください。
そら豆を使ったレシピ
サヤごと簡単に冷凍できるのに、風味をキープしやすいのは嬉しいな!
冷凍保存で期間限定のそら豆を長く楽しもう!