小松菜はおひたしやあえ物にするとすごく美味しいよね!
アクが少ないから子供でも食べやすいのが嬉しいのぅ
小松菜は栄養バランスに優れていますが、冷蔵保存だと早くてその日のうちから葉が萎れ始めてしまう、繊細な野菜でもあります。購入した日に食べきるのがベストですが、難しい場合には冷凍保存がおすすめ。みずみずしさをキープしつつ鮮度を長持ちさせられますよ。
ほうれん草を冷凍保存するメリット
- 冷凍しても栄養価が失われにくい!
- 冷凍しても旨味をキープ!
- 解凍時にはまるで茹でたような柔らかい触感に!
小松菜を冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
小松菜ってあっという間にダメになるイメージがあるな。どのくらい保存できるんだろう?
小松菜の劣化は葉の部分で確かめられるぞ!
小松菜の劣化のスピードはとにかく速く、まずは葉の一部が変色したり、シミのようになることから始まります。この場合、傷んだ箇所を切り取ればまだ食べられる状態です。しかし、異臭やぬめりがある場合は食べるのは控えましょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 1日程 |
冷蔵保存 | 2~3日程 |
冷凍保存 | 約1~3週間程 保存方法により異なる |
冷蔵保存の場合でも賞味期限は数日とかなり短く、その間にも毎日ビタミンCは抜け出てしまうため当日中に食べきるのが一番。もしくは、購入したその日のうちに冷凍保存すれば劣化のスピードを和らげられます。
小松菜の冷凍保存の手順と解凍方法
小松菜はどんな冷凍保存法があるんだろう?
何を重視して冷凍するかで保存方法が変わるんじゃ
冷凍保存法 | ポイント |
---|---|
生のまま冷凍保存 | ・保存期間は1~2週間程 ・栄養素をそのままキープしやすい |
下茹でして冷凍保存 | ・保存期間は3週間程 ・一度茹でるため生のまま冷凍するよりも栄養価が減りやすい |
冷凍保存に向かない野菜もある中で、小松菜は冷凍しても風味や栄養素をキープしやすい野菜であることがポイントです。保存期間の長さを選ぶか、栄養価を重視するのかによって冷凍方法を選ぶと良いでしょう。
- 葉がパラパラと壊れやすいので冷凍時には小分けにする!
- 冷凍中の劣化を防ぐためにも水分はしっかりと取る!
小松菜を美味しく「冷凍保存」する手順
生のままでも、下茹でしても、冷凍した小松菜は加熱調理無しで食べられる状態になります。もちろん加熱調理も可能ですが、解凍後には細胞壁が壊されて柔らかい触感になるため、汁物や炒め物にピッタリです。
小松菜の根の周辺は汚れが溜まりやすいためしっかりと洗いましょう。先に根元部分を切り取ってから洗うとスムーズです。
沸騰したたっぷりのお湯に小さじ1杯の塩を入れ、約15秒前後固めにさっと茹で上げます。加熱することで痛みの原因となる酵素の働きも抑えられます。
小松菜は切り口からビタミンなどの栄養が抜け出しやすいので、切り分ける前に茹でるのがポイントです。
※生のまま冷凍保存する場合はスキップ
茹でた小松菜を冷水にさらし、粗熱を取ります。水につかる時間が伸びるとビタミンCがどんどん流出してしまうので、素早く熱を冷ますことを目指しましょう。
冷水で冷やすと細胞が柔らかくなり、冷凍中に葉が壊れにくくなるメリットがあります。
※生のまま冷凍保存する場合はスキップ
小松菜の粗熱が取れたら、ぎゅっと手で絞ります。
※生のまま冷凍保存する場合はスキップ
キッチンペーパーなどで水けをよくふき取ることで、冷凍中に劣化の原因となる霜が付くのを防げます。
その後、お好みのサイズにカットします。調理に便利なサイズは3~4センチほどの「ざく切り」です。
空気をしっかりと抜き、なるべく平たい状態にして冷凍保存します。
生のまま小松菜を冷凍保存する場合
冷凍小松菜は、葉がパラパラと壊れやすいので、使う分量ごとにラップで小分けにすることで葉の損傷を防げます。
下茹でした小松菜を冷凍保存する場合
茹でることでかさが減るのでコンパクトに冷凍保存できます。葉や茎の向き・サイズを合わせラップで小分けして冷凍保存します。
「冷凍保存」した小松菜の解凍方法
冷凍小松菜は、まるで茹でたように柔らかく仕上がります。解凍時には保存袋に入ったままで流水解凍、冷蔵庫で自然解凍、もしくは凍ったまま調理に使用しましょう。
また、「時短おひたし」を作るテクニックとして、冷凍小松菜が入った保存袋にめんつゆなど出汁を直接入れて解凍する方法もありますよ。
【豆知識】美味しい小松菜の見分け方や栄養素
小松菜を買うときは、葉っぱが痛んでいるかどうかくらいしか意識したことが無かったな
葉っぱを見るなら、葉脈までチェックできると心強いぞ!
- 鮮やかな緑色をしている
- 茎が太くハリがある
- 葉がピンとしていて肉厚
- 葉が丸い形をしている
- 根が長く力強い
- 根が乾燥していない
鮮度チェックのために、葉は大きな手掛かりとなります。葉が大きなものを選べればよいですが、葉脈が成長しすぎていると歯触りが悪いので柔らかいものを選ぶのがポイントです。
小松菜の栄養素と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 12月~2月 基本的に年中手に入る |
代表的な栄養素 | ・ビタミンC、B群 ・食物繊維 ・カロテン ・カルシウム ・鉄分…など |
おすすめの調理法 | 炒める:脂と摂取することでカロテンの吸収率が高まります。 汁物に:水溶性のビタミンCを逃さずいただけます。 |
旬である冬場は、アクが弱まり甘みが増加、栄養価もアップします。たまに小松菜を食べると苦みを感じますが、これは旬の冬以外に収穫されたものです。年中手に入る小松菜ですが、美味しく頂ける冬場に積極的に取り入れてみるのがおすすめ。
小松菜は野菜の中でもトップクラスのビタミンB2を含みます。ストレスを受けるとビタミンB2が大量に消費されるので、忙しい現代人には嬉しい情報です。さらにカルシウムは牛乳よりも多いのだとか。育ち盛りのお子さんがいる家庭に心強いですね。
小松菜を使ったレシピ
小松菜って繊細だから冷凍できるって知らなかったよ!
冷凍しても栄養価や味に変化が少ないのも嬉しいポイントじゃ!