グレープフルーツを食べると、スッキリした気分になるね!
ダイエットにも人気の果物じゃ
低カロリーで酸味が強いグレープフルーツ。初夏の訪れを感じさせてくれる果物ですね。そんなグレープフルーツは、いつ食べきれるかを逆算して保存場所を使い分けるのがおすすめ。この記事では、グレープフルーツの保存方法や、意外と難しい皮の剥き方もレクチャーします。
グレープフルーツを正しく保存するメリット
- より鮮度の高い状態で保存ができる!
- 保存期間により保存方法を選び分けられる!
- 冷凍保存ならコンパクトに保存できる!
グレープフルーツを正しく保存した場合の賞味期限
グレープフルーツって、長持ちする印象があるな
皮が分厚いから、柑橘類の中でも日持ちしやすいんじゃ
時間が経ったグレープフルーツは、水分が飛び皮が萎び始めます。皮を剥いて果肉がキレイで味に変化がなければ食べられますが、鮮度は低下していることをお忘れなく。更に劣化が進むと、下記の状態に変化します。この場合は、食べるのは避けましょう。
- 皮が変色
- カビが生える
- 果肉が萎びている
- 異臭がする
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 1週間程 ※涼しい時期に丸ごと1個保存する場合 |
冷蔵保存 | 2週間程 ※野菜室で丸ごと1個保存する場合 |
冷凍保存 | 1ヵ月程 |
グレープフルーツは、正しく保存すれば比較的日持ちする果物です。涼しい時期なら常温、気温が高くなる夏場は冷蔵、しばらく食べない分は冷凍、と使い分けるのが良いでしょう。上記の賞味期限はひとつの目安。早めに食べ切ることで、よりフレッシュで美味しいグレープフルーツをいただくことができますよ!
グレープフルーツの常温・冷蔵・冷凍保存法
グレープフルーツの保存法はたくさんあるから迷っちゃうな
それぞれの特徴に合わせて保存法を選んでみよう
冷凍保存法 | 特徴 |
---|---|
常温 | ・冷蔵庫のスペースを取らない ・夏場の保存は不可(涼しい時期のみ有効) ・カット済みの場合、保存は不可 |
冷蔵 | ・保存方法に手間がかからない ・常温よりも長期保存が可能 ・カット済みの場合、1日程度の保存が可能 |
冷凍 | ・保存前に皮むきの処理が必要 ・レシピでアレンジできる幅が広がる ・コンパクトに保存できる ・長期保存が可能 |
グレープフルーツの常温保存法
温度と湿度が低い時期であれば、風通しの良い冷暗所で保存できます。
保存期間:最大1週間
グレープフルーツの冷蔵保存法
グレープフルーツは温度が低すぎると低温障害を引き起こすので要注意。冷蔵する場合には、ポリ袋やラップでグレープフルーツを包んでから、野菜室で保存しましょう。
保存期間:最大2週間
グレープフルーツを冷凍保存する手順
冷凍した野菜や果物は食感が悪くなることもありあすが、グレープフルーツは冷凍しても食感に大きな変化が現れないのが嬉しいポイントです。
- 果肉だけの状態にして冷凍する!
グレープフルーツの皮は厚みがあり、更に甘皮は口に残るのが特徴です。これらをそのまま冷凍すると使い勝手が悪くなるため、冷凍前に皮と甘皮を取り除き、果肉だけにしておきましょう。
グレープフルーツは水でよく洗ってから、水気をしっかりと拭きとっておきましょう。その後、ヘタとお尻の部分を、果肉が見えるくらい厚めに切り落とします。
まな板の上にグレープフルーツを置き、上から下に向かって包丁で皮をそぎ落とします。この際、皮の裏側にある甘皮まで一緒に切り落とすのがコツ。
グレープフルーツを手に持ち、甘皮と果肉の間に包丁を入れ込む形で果肉を取り出します。
果肉の切り口から果汁が多く出ている場合は、キッチンペーパーでふき取っておきます。
食べやすい分量ごとにラップで小分けしてから保存袋に入れて冷凍します。保存袋の中でグレープフルーツが重ならないよう平らにならすのがポイントです。
保存期間:最大2ヶ月
冷凍したグレープフルーツの解凍方法
冷凍グレープフルーツは、凍ったまま、もしくは半解凍でいただきましょう。凝ったままお酒やドリンクのトッピングに使用したり、ミキサーにかけてジュースにするものおすすめ。半解凍してそのまま食べれば、凍った果肉がシャリシャリして美味しいですよ。
【豆知識】美味しいグレープフルーツ見分け方・栄養価・注意点
グレープフルーツは皮が固いから中身の確認ができないよね
グレープフルーツは皮の様子と重さを確認するのじゃ
- 表面に変色や傷が無い
- 表面に凹みが無い
- 水分を蓄えずっしりと重みがある
グレープフルーツは1つの枝に密集してなるため、実同士で重なり合って表面が凹んでいることがあります。表面が滑らかなグレープフルーツは、密集をさけて育った証拠。太陽の光をたくさん浴びて、風味がよく栄養価も高いといえます。
グレープフルーツの栄養価と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 4月~6月 |
注目の栄養素 | リモネン&ヌートカトン(グレープフルーツの香り成分):脳をスッキリさせたり、リラックスさせる働きがある |
代表的な栄養価 | ・ビタミンC ・ビタミンB1 ・ビタミンP ・クエン酸 ・カリウム ・リモネン |
注意点 | 飲み合わせが悪い薬がある:服用中の薬がある方は医師や薬剤師に相談することをおすすめします。 |
酸味の強いグレープフルーツは、ビタミンCがたっぷり。グレープフルーツ半分で、1日に必要なビタミンCを補給できます。初夏の時期の温度変化によるストレスや、お肌の美容対策として頼りになりますね。
意外と知らない人も多いので、ちょっとしたトリビアをここで一つ。グレープフルーツの名前の由来は、ブドウの見た目が関係しているのをご存知ですか。ブドウのように1つの枝に実を沢山つけることから「グレープフルーツ」となりました。
グレープフルーツを使ったレシピ
グレープフルーツを切り分けて冷凍したら、食べる時にすごく便利だった!
切り方も一度覚えてしまえば簡単!これからはグレープフルーツがもっと身近になりそうじゃな