下処理なし!たけのこの水煮を”プロの味”に仕上げる使い方テクを管理栄養士が紹介

HITOOMOI

たけのこを食べたいけど、下処理の方法がわからなかったり、大変そうなイメージで、購入を断念した経験はありませんか?

できるだけ手間をかけたくない方には、スーパーで売られている水煮がオススメです。たけのこの水煮はすでに下処理されているので、そのままカットして使うことができますよ。

今回は、たけのこの水煮を使った料理をより美味しく仕上げる使い方のテクニックを紹介します。

この記事を書いた人
合同会社HITOOMOI

2019年1月に設立したフードコーディネーターと管理栄養士が在籍する料理研究家の会社。レシピの企画・開発から撮影、スタイリング、栄養計算、商品開発を中心に事業を行う。ミッションは「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」

もくじ

たけのこの水煮の使い方テク①
ちらし寿司なら調味料でしっかり味付けを!

たけのこの水煮を使うなら、今の時期ならではの春野菜を組み合わたちらし寿司がおすすめです。

菜の花やスナップエンドウなど緑色の食材に、錦糸卵の黄色やいくらの赤色を足すだけで一気に華やかなメニューができますよ。

ちらし寿司でたけのこの水煮を使う場合は、あらかじめ出汁や醤油などでしっかり味付けしておくのがポイントです。

たけのこの水煮はその名の通り、水で煮ているだけなのでそのままだと味がほとんどしません。

特にちらし寿司は、全体的に優しい素朴な味わいになるので、出汁や醤油ベースの塩気のある味付けをしておくと良いアクセントになりますよ。ぜひ味に深みのあるちらし寿司を楽しんでください。

たけのこの水煮の使い方テク②
煮物なら切り方を変える

たけのこの水煮は煮物にも最適です。削った鰹節や野菜と一緒に煮込んだ土佐煮も有名ですよね。

煮物で使う時のポイントは、たけのこの場所によって切り方を変えること。

例えば穂先の方は柔らかいので1cm程度にくし切りして使用しましょう。反対に根元はやや固いです。そのため、0.5mm程度に薄切りした方が食べやすくなります。

またこのような工夫をすることで煮込んでいる際に、味が均一に染み込みますよ。

せっかく食べるなら、より美味しくなるようにしたいですよね。ぜひ使う場所によって、使うサイズや切り方を変えながら調理してみてください。

たけのこの水煮の使い方テク③
中華料理ならさっと茹でておく

たけのこは中華料理でも、青椒肉絲や八宝菜、中華炒めなど活用の幅が広いですよね。

中華料理でたけのこの水煮を使用する場合は、調理前にさっと下茹でしておくことがポイントです。

というのも、水煮はパック詰めされることで、少し特有の臭みが気になるケースがあります。

中華料理は短時間で調理するので、食べる時に煮込み料理よりもたけのこそのものの味が気になる場合も…。

そのため、下準備の段階で熱湯に酒を小さじ1程度加えて30秒ほど茹でておくだけで、臭みが消えて料理した時の美味しさもアップしますよ。

今までそのまま使っていた方も、この方法でぜひ調理してみてくださいね。

下処理いらずのたけのこの水煮を、より美味しく楽しもう

今回紹介したようにたけのこの水煮を料理に使う場合、用途に合わせてポイントが異なります。

家庭で調理する際には、ぜひそれぞれの内容を意識しながらチャレンジしてみてくださいね。

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