ダイエット中はなにかとストレスが溜まってしまうもの。特に停滞期がくると、思うように体重がコントロールできなかったりして気持ちも沈みますよね。
そのようなときは『チートデイ』を味方につけて、食べたいものを食べまくりましょう!この記事では、チートデイについて管理栄養士が解説します。
この記事を書いた人
合同会社HITOOMOI
2019年1月に設立したフードコーディネーターと管理栄養士が在籍する料理研究家の会社。レシピの企画・開発から撮影、スタイリング、栄養計算、商品開発を中心に事業を行う。ミッションは「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」
ダイエットをするなら知っておきたい『チートデイ』とは?
『チートデイ』とは、ダイエット中に好きなものを食べてもいい日を指し、英語の“cheat”が語源であるとされています。
“cheat”は和訳すると、ズルや反則を意味しているため、“ズルをしてもいい日”というような言葉になるんです。
ダイエットを始めると、ホメオスタシスと呼ばれる恒常性によって身体が元に戻ろうとする力が働いてしまいます。これが俗にいう「停滞期」と呼ばれるものです。
停滞期が来ると代謝が落ちて体重が減りづらくなります。この時にチートデイを設けることで乗り切りましょう!
ダイエット中にチートデイを設けるメリットがすごい!
チートデイの最大のメリットは基礎代謝が上がることです。
食事量を減らし運動を増やすダイエットでは、摂取カロリーが消費カロリーを下回ることで自然と体重は減っていきます。ただし、これが続くことで身体は飢餓状態であると勘違いしてしまい、基礎代謝が下がり停滞期に入ってしまうんです。
そこでチートデイを取り入れることによって、基礎代謝を上げ痩せやすい身体となるのです。
また、ストレスによってダイエットを挫折してしまう方も多いのですが、チートデイはストレスの緩和にも繋がります。
ダイエットは続けることが何よりも大切です。好きなものが食べられるチートデイというご褒美の日を作ることで励みとなりますよ。
ダイエット中のチートデイ!食べたいものを食べまくるテクニック
ダイエット中にチートデイを設けるタイミング
チートデイは、停滞期が訪れるダイエット開始2カ月目頃を目安に、多くても週1回に設定します。それ以外の日はストイックに食事制限を行いましょう。
ダイエット時のチートデイで摂取するカロリー
チートデイで食べる量の目安は人によりますが、基礎代謝の2〜3倍程度で男性が4000カロリー前後、女性が3000カロリー前後となります。
ダイエット中のチートデイで食べられるもの
チートデイを迎えたら、好きなものを好きなだけ食べましょう。おすすめは炭水化物やたんぱく質を多く含む食べ物を選ぶこと。ダイエット中の食事制限で不足しやすい栄養素を意識して補うことで、体の栄養バランスが整います。
ただし、脂質の食べすぎには注意しましょう。いくらチートデイでも、脂質を多く食べてしまっては脂肪が溜まる一方です。
あとはとにかく食事の時間を楽しむこと。それが何より幸せですよね!
チートデイはダイエットの味方!美味しく楽しく停滞期を乗り越えよう
いかがでしたでしょうか?チートデイはダイエットの強い味方となってくれそうですよね。
ダイエットの大敵である停滞期を乗り越えるためにチートデイ(ご褒美の日)を設けて食べたいものを食べまくり、理想の自分になりましょう!!
【お知らせ】サイト監修のhitoomoiが手掛けた「やせるレシピ本」が新発売!
本サイトの監修兼公認アンバサダーを務めるhitoomoiが制作協力!掲載レシピの大部分を担当した「PFCバランスを整えるだけ! やせるレシピ」が2021年1月に発売しました。
時短が叶う冷凍保存レシピだってしっかりカバー!忙しい毎日の中で、ダイエットを頑張る全ての人に贈りたい。87レシピがギュッと詰まった1冊です。
PFCバランスを整えるだけ! やせるレシピ
全レシピ糖質10g以下。鶏肉、豚肉、牛肉、魚介、卵・大豆製品を使った毎日の定番おかずから、1杯でお腹が満たされる具だくさんスープや低糖質スイーツ、帰宅してスグに食べられる味つけ冷凍保存料理まで全87品を紹介します。
引用元:Amazon PFCバランスを整えるだけ! やせるレシピ