バナナは食べ応え抜群の果物だよね!
一年中低価格で手に入るから、とっても身近な果物じゃな
小腹が空いた時に食べれば腹持ち抜群のバナナ。そんなバナナですが、油断するとあっという間に皮が真っ黒になってしまいます。1房買ったものの、すぐに食べきれない…なんて時には、保存方法を見直してみるのがおすすめです。
バナナを正しく保存するメリット
- バナナの賞味期限がぐんと伸びる!
- レシピでアレンジしやすくなる!
バナナを保存すると賞味期限はどのくらい?
バナナって時間が経つと皮が黒くなっちゃうよね
バナナは収穫されてからも追熟するから食べるタイミングには気を付けよう!
バナナは時間が経つと皮の一部が黒く変色していき、次第に全体に広がっていきます。皮を剥いた際に、中身が白ければまだ食べられますが、中身まで変色が及ぶ場合、食べるのは避けましょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 2日~10日程(季節や気温によって変わる) |
冷蔵保存 | 2週間程 |
冷凍保存 | 1ヶ月程 |
バナナはもともと暖かい亜熱帯気候で育つ果物なので、常温保存が適していると言えます。ただし、保存環境により追熟のスピードが変わるため、食べごろを見逃さないようにするのが大切です。
バナナの甘みは皮を見れば判断できます。皮の表面に黒い点(シュガースポット)ができ始めると食べごろです。
バナナは常温で追熟して甘みが増しますが、温度の低い場所では追熟がストップするのが特徴です。意外かもしれませんが、すぐに食べきれないバナナは冷蔵や冷凍することで、とり長く保存できるようになります。
バナナを冷蔵・冷凍保存する方法
バナナの保存方法で気を付けることはあるのかな?
保存するタイミングは要注意じゃ!
保存方法 | 特徴 |
---|---|
冷蔵 | ・保存期間は最大2週間 ・バナナそのままの食感を楽しめる |
冷凍 | ・保存期間は最大1ヶ月 ・食感が変わるのでレシピでアレンジして使う |
冷蔵・冷凍する際は、バナナを一度常温で熟させ、甘くなったタイミングで保存すると甘味を封じ込めることができます。
- 成熟したバナナを使う
バナナの冷蔵保存方法
バナナの食感を楽しみたい人や、2週間以内にバナナを使い切れる人におすすめの保存方法です。バナナはエチレンというガスを出し、バナナ同士を追熟させあいます。その為、1本ずつバラバラにして保存するのがポイント。
バナナを1本ずつ切り離し、ラップで包んでから保存袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫で保存しているとバナナの皮が黒ずんできますが、期限内であれば中身はキレイな白色を保てますよ。
バナナの冷凍保存方法
バナナを長期間保存したい人や、レシピでアレンジしたい人におすすめの保存法です。凍らせたバナナは皮を剥くのが大変なので、予め剥いておくのがポイント。また、空気に触れると中身が変色するのでしっかりと空気を抜くのも忘れずに。
輪切りにして冷凍させる
スムージーの材料やお菓子作りに役立ちます。解凍後は包丁いらずで調理できるので時短効果も!
使いやすいサイズにバナナをカットしてから、保存袋に入れましょう。
ペースト状にして冷凍させる
ヨーグルトやトーストのトッピングとしてバナナを活用したい人におすすめ。
バナナをみじん切りにしてから保存袋へ入れましょう。その後、袋の上から手でバナナを潰せば完成です。
冷凍したバナナの解凍方法
冷凍バナナは、凍ったまま、もしくは室温で半解凍してレシピで活用しましょう。冷凍バナナを全解凍すると水気が多く出て食感が悪くなるので要注意。美味しく食べるためにも、冷たいままいただいたり、調理するのがおすすめです。
【豆知識】バナナの見分け方・栄養価・おすすめレシピ
バナナは後から追熟するとなると…買うタイミングはどうしたらいいかな?
いつ頃食べたいのかを基準に選ぶと良いぞ!
- 皮が濃い黄色をしている
- 表面に傷や凹みが無い
- 茎が太い
- バナナが曲がっている
上記の基本的な項目に併せて、バナナの甘みが増すと出てくるシュガースポットを参考に購入のタイミングを計ると良いでしょう。シュガースポットがあるバナナはすぐに食べれる状態ですが、言い換えれば完熟がピークを迎えているので保存が効きません。
急がない場合は、シュガースポットができていないものを選び、自宅で追熟させて食べごろを待つもの良いですね。
バナナの栄養素と基礎情報
5大栄養素 | ビタミン |
旬の時期 | 7~9月(国産のバナナ) ※基本的には一年中手に入る |
代表的な栄養素 | ・ビタミンC ・ビタミンB群 ・カリウム ・マグネシウム ・食物繊維…など |
おすすめの食べ時 | 朝に食べる:就寝中に失われるブドウ糖を摂取できる 昼に食べる:脳や体にエネルギー補給できる 夜に食べる:脳の興奮を抑えぐっすり就寝できる |
バナナに現れるシュガースポットは、バナナの甘みが増した目印になるだけではありません。実は、シュガースポットができたバナナは、シュガースポットの無いバナナに比べて、免疫力を高める働きが8倍にもアップするそう!
先にお伝えしましたが、バナナはエチレンという果物を追熟させるガスを出します。例えば、若いリンゴやキウイをバナナと一緒に袋に入れて常温で保存すると、収穫後でも追熟させてくれる効果がありますよ。
バナナを使ったレシピ
身近なバナナだけど、いろんなレシピでアレンジできるのは知らなかったよ!
日本人が最も食べている果物がバナナだという調査結果もあるぞ!