【干物の冷凍保存】アジやホッケの開きを長持ちさせるテクニック!美味しく焼き上げるポイントも

迷える羊ちゃん

魚の干物と言えば、「ホッケ」や「アジ」の開きがパッと思いつくな!

もの知り博士

サバ、くさや、カマス、キンキも干物で人気じゃよ!

塩気が適度に効いた魚の干物は、シンプルに焼くだけで白いご飯がモリモリ進みますね。調理方法も簡単なのであるととても重宝します。しかし、干物は意外と賞味期限が短いから要注意すぐに食べきれない干物は冷凍保存で長持ちさせるのがポイントですよ。この記事では、干物の冷凍保存のアレコレを解説します。

干物を冷凍保存するメリット

  • 賞味期限をぐっと延ばせる!
  • 干物の品質をキープできる!
もくじ

干物を冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?

迷える羊ちゃん

「干物」って加工品だから日持ちするモノじゃないの?

もの知り博士

最近の干物は、美味しさ重視で作られるから水分を適度に残しているんじゃ。つまり、思った以上に日持ちしないぞ。

干物は冷蔵することで雑菌の繁殖を抑えつつ保存することができます。ただし、冷蔵中も旨味や鮮度は低下していくので早めに食べきりましょう。しばらく食べる予定が無い場合は、冷凍することで干物の劣化を大幅に遅らせながら1ヵ月程の保存ができますよ。

保存方法賞味期限
常温保存適さない
冷蔵保存3日~5日程
※商品によって異なる
冷凍保存1ヵ月程

干物と聞くと保存食をイメージする人も多いのでは。そもそも干物は、「乾物」ではなく風味をアップさせるために加工されたものなので日持ちはしません。販売元によって違いはあるものの、一般的な賞味期限は数日程度であることが多いことから、基本的には通常の魚を扱う感覚でいることが大切です。

食べられなくなった干物の状態は?

時間が経った干物は下記の状態に変化します。これらは食べられなくなった代表例ですので、残念ですが廃棄しましょう。

  • 水分が飛びカラカラに乾燥している
  • 表面にヌメリが出ている
  • 食べた時に酸味を感じる
  • 異臭がする

干物の冷凍保存の手順と解凍方法

迷える羊ちゃん

干物の魚って、生臭さが強い時もあるよね…

もの知り博士

魚の種類によっては匂いが強いものもあるのぅ。冷凍する時には、匂いが移らないように工夫しよう!

干物の冷凍保存を成功させるコツ
  • ラップで干物を包む!

干物の冷凍保存で大切なのは、ラップでピッタリと身を包むことです。そうすることで、乾燥対策匂い移り対策になりますよ。

ラップで干物をピッタリと包んでから保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍しましょう。冷凍中の温度変化を極力抑えるために、冷凍庫の奥の方など冷気の強い場所で保存してくださいね。

もっと美味しく冷凍保存するコツ
急速冷凍で旨味をぎゅっと閉じ込められます。金属トレーや保冷剤がある場合は冷凍中に活用してみて。

真空パックに入った干物の場合は?

真空パックで売られる干物は、商品によってはそのまま冷凍できることもあるようです。基本的には、販売元が掲示する保存方法に従う事をおすすめします。

冷凍した干物の解凍方法

冷凍した干物は、食べたい半日前に保存袋ごと冷蔵庫に移動してじっくり自然解凍しましょう。その後は通常通り加熱調理していただきます。

干物を美味しく調理するコツ

開きの状態で売られることが多い干物。身の部分から焼くか、皮から焼くのか気になったことはありませんか?開きになった干物は、身の部分を下にして焼くと水分を逃がさずに美味しく調理できるのです!ちょっとしたことですが、覚えておくと便利ですよ。

【豆知識】美味しい干物の見分け方や栄養素

迷える羊ちゃん

生魚と違って加工された干物だけど…選ぶときにポイントはあるのかな?

もの知り博士

実はちゃんとチェックポイントがあるのじゃ!これを機会に知っておこう

美味しい干物の特徴は?
  • 身や皮が黄ばんでいない
  • 身の部分に白いロウのようなものが付いている
  • (頭付きの場合)目にハリがある

干物は時間が経つほど色が黄ばんでくるため、まずは色味の確認ができると良いでしょう。また、干物のお腹部分に白っぽいワックスのようなものが付いていることがありますが、これは魚に脂が乗っている証拠。美味しい干物であるといえますよ。

干物の栄養素と基礎情報

五大栄養素|タンパク質
スクロールできます
5大栄養素タンパク質
代表的な栄養素・ビタミンB12
・カルシウム
・カリウム
・ナイアシン
・ドコサヘキサエン酸(DHA)
・エイコサペンタエン酸(EPA)
注目の栄養素ドコサヘキサエン酸(DHA)脳の活性化や記憶力向上の働きがある
エイコサペンタエン酸(EPA)血液をサラサラにする働きがある
おすすめの調理法焼く・蒸す干物は塩分が多くカロリーが高くなりやすい。油を使わない調理法でカロリーをコントロールするのがおすすめ。

魚の干物は水分を飛ばし乾燥させることで旨味がアップするのが特徴です。この作業工程で失われる栄養素はありますが、生魚よりも干物の方が栄養価が高くなものもあると言われています。

干物は長期保存ができる食品ではありませんが、鮮度の落ちやすい生魚に比べると若干日持ちします。そのことから、最近では遠方の方にも贈れる「干物ギフト」も続々登場!グルメな方へちょっとひねりの効いたプレゼントにもおすすめですよ。

干物を使ったレシピ

干物アレンジミルクスープパスタ
魚の干物アレンジ!旨味が凝縮していて、良い出汁がでます。バジルを入れることでオリーブオイルとの相性も良くなって魚の臭みも取れ、あっさり頂けます。
薬味たっぷり アジの干物の混ぜごはん
夏らしい爽やかな混ぜごはんです。 薬味たっぷりで香りもよく、見た目も涼しげなので食欲のない日にもおすすめ。 梅干を混ぜ込めば殺菌作用もアップするのでお弁当にも。
迷える羊ちゃん

干物は長期保存できるモノだと思っていたけど、違ったのがびっくりだったよ

もの知り博士

日持ちしない干物も、冷凍すれば長持ちじゃ!どんどん活用しよう

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