【ご飯の冷凍保存】白米や玄米をふっくらモチモチに仕上げるポイントを解説

2021 10/26

2020年6月22日 2021年10月26日

迷える羊ちゃん

ご飯が炊きあがった時の香りが大好き！

もの知り博士

お米こそ「日本人の主食」！ご飯無しに日本食は語れないな

炊きたてのご飯は、ふんわりモチモチ、噛めば噛むほど甘味が増して美味しいですね！しかし、ご飯は日持ちしないのが弱点で、毎日ご飯を炊くのは意外と手間がかかります。この記事では、調理時間の節約にも繋がる「ご飯の冷凍保存テクニック」を解説します。白米や玄米をまとめて炊いて、冷凍ストックを作ってみるのはいかがでしょう。

ご飯を冷凍保存するメリット

調理時間の時短に繋がる！
腐りやすいご飯を保存できるようになる！
日持ちしないご飯の賞味期限が伸びる！
解凍後もふっくら仕上がる！

ご飯を冷凍保存すると賞味期限はどのくらい？

迷える羊ちゃん

余ったご飯を炊飯ジャーに入れっぱなしにしたら、変な匂いがしたんだ…こんなに早く傷むとは思わなかったよ

もの知り博士

ご飯はとにかく腐りやすいぞ！食べきれないご飯はすぐに冷凍するのが安全なんじゃ

炊きあがったご飯は、カビが好むデンプンや水分が多く含まれていることから、傷みやすいのが特徴です。環境によってはたった1日で腐ることも…。下記はご飯が腐った状態ですので、参考にしてみてください。

酸っぱい匂いがする
モワッとした納豆のような匂いがする
食べた時に酸味がする
ご飯に糸が引いている

保存方法	賞味期限
常温保存	適さない
冷蔵保存	3日程
冷凍保存	1ヵ月程

ご飯は3℃前後まで冷えると、デンプンの状態が劣化し、水分が飛びパサパサになります。余ったご飯をそのまま炊飯ジャーで保存したり、冷蔵庫に入れることもありますが…これはご飯の風味や旨味が低下する原因になるのです。

ご飯が余った時には、炊きあがってから早い段階で冷凍保存するのが正解。最大1ヵ月も長持ちするだけでなく、美味しさをキープできるメリットがありますよ。

ご飯の冷凍保存の手順と解凍方法

迷える羊ちゃん

ご飯を冷凍したことがあるけど、解凍したらボソボソして美味しくなかったよ…

もの知り博士

それは残念だったな。ご飯の冷凍はタイミングが大切なんじゃよ

ご飯の冷凍保存を成功させるコツ

ご飯が温かいうちに作業する！
ご飯の粗熱を冷ましてから冷凍する！

冷凍保存のコツは、炊きあがったばかりのご飯を使う事です。ふっくら柔らかく、水分を保っている状態のご飯を使って作業すれば、解凍後も美味しくいただけますよ。

ご飯を美味しく「冷凍保存」する手順

ラップに包んで冷凍

炊きあがったご飯をラップで包みます。なるべく平たく、隙間なくラップで包むのがポイント。その後、ご飯の粗熱を冷ましてから保存袋に入れて冷凍庫へ。

ご飯の量はどのくらいが目安？
お茶碗を使い1杯分を量ってからラップに包むのがおすすめ。1食分ごとに取り出せて便利ですよ！

保存容器で冷凍

炊きあがったご飯を、保存容器に移しましょう。この時、容器いっぱいにご飯を詰めるのがポイント。空気の隙間をなくすことで、ご飯の劣化や霜付きを防げます。ご飯の粗熱が取れたら、蓋をして冷凍庫へ。

保存容器はどんなものがオススメ？
お茶碗1杯分など、解凍後に食べやすいサイズの容器がよいでしょう。100円ショップなどで「ご飯の冷凍専用の容器」も売っていますよ。

冷凍したご飯の解凍方法

冷凍ご飯は、電子レンジで解凍させていただきましょう。600Wで3分程が目安です。

・ラップに包んで冷凍した場合…ラップの匂いがご飯に移りやすいため、ラップを外してから電子レンジ解凍しましょう。
・保存容器で冷凍した場合…蓋を軽く容器に被せた状態で電子レンジ解凍します。

【豆知識】ご飯（白米・玄米）の栄養価・基礎知識・おすすめレシピ

迷える羊ちゃん

白米や玄米で栄養素に大きな違いがあるのかな？

もの知り博士

含有量は若干異なるが、基本的に栄養素は同じだぞ！

ご飯（白米・玄米）の栄養素と基礎情報

５大栄養素	炭水化物
旬の時期	9月～12月（新米） ※基本的には一年中流通しています
代表的な栄養素	・ビタミンB1、B2、B6 ・タンパク質・脂質・鉄分・亜鉛・食物繊維・カルシウム・マグネシウム

白米と玄米の違いは何？

お米の断面はもみ殻（一番外側の硬い皮）、ぬか層と胚芽（ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富）、胚乳（白米部分にあたる）で構成されています。

玄米…もみ殻のみを取り除いたもので食物繊維が豊富。噛みごたえのある食感なので消化吸収が悪い。
白米（精白米）…玄米からぬか層と胚芽を取り除いたもの。モチモチ食感で体内で消化されやすい。

「白米よりも玄米の方がヘルシー」と言われますが、白米の方が若干カロリーは高いものの、実際にその差はほとんどありません。玄米は栄養価が高い傾向にありますが、消化に時間がかかるので、しっかり噛んで食べるよう心がけてください。個人の体質や体調によってどちらを選ぶのか判断するのが良いでしょう。

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