シャキシャキした食感の豆苗は料理に添えると歯ごたえのアクセントになるね
お財布に優しい価格も嬉しいのぅ
豆苗はお手頃価格で売られていることもあり、家計の強い味方です。しかし、購入後は計画的に消費していかないとすぐに劣化してしまうデリケートな野菜。そんな豆苗を少しでも長く楽しめる保存テクニックをご紹介します。
豆苗を正しく保存するメリット
- 保存期間が長くなる!
- 劣化を防ぎながら保存できる!
豆苗を保存すると賞味期限はどのくらい?
安い時に買いだめしたけど…すぐに変色しちゃってほとんどダメにしちゃったことがあるよ
それは残念。豆苗は冷蔵庫でも2~3日の保存が限界なんじゃ
豆苗は冷蔵庫に入れても成長が続きます。数日でパック内に水滴が付き始めるのは、豆苗が呼吸をしている証。しかしこの水滴が引き金となり、変色が起こりやすく、劣化スピードを早めてしまう原因に。また、豆や葉にぬめりや茶色い汁が出てきたら食べられない状態なので注意しましょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 向いていない |
冷蔵保存 | 2日~3日程(そのまま保存した場合) 10日程(正しい保存法の場合) |
冷凍保存 | 1ヶ月程 |
豆苗は成長しすぎると歯触りも悪くなるので、基本的には購入したその日のうちに食べきれるのが良いでしょう。食べ切れない場合は、正しく冷凍・冷蔵保存することで、豆苗の美味しさを上手に保つことができますよ。
豆苗を冷蔵・冷凍保存する手順
豆苗を保存する時に守るべきことはある?
冷蔵でも冷凍でも、パッケージから取り出して根っこは必ず切り落とすことが大切じゃよ
保存方法 | 特徴 |
---|---|
冷蔵 | ・保存期間は最大10日 ・生のままでも食べられる ・メンテナンスが必要 |
冷凍 | ・保存期間は最大1カ月 ・コンパクトに保存できる ・食感は柔らかくなる |
豆苗を「冷蔵保存」する方法
豆苗をすぐに使う予定がある人や、豆苗の風味や食感を重視する人におすすめの保存方法です。冷蔵する場合は、豆苗の傷みの大敵である「乾燥」と「低温」を避けながら保存するのがポイント。
- 水に漬けて水分補給!
- チルド室は避ける!
洗った豆苗の根元部分を包丁でカットしてから、水を張った保存容器に入れ冷蔵庫か野菜室に入れて保存します。
水は2~3日に一度を目安に取り換えましょう。
豆苗を「冷凍保存」する方法
豆苗が大量に余っている人や、しばらくは使う予定が無い人は、冷凍保存がおすすめです。生食特有のシャキシャキとした食感は低下しますが、料理のトッピングやあえ物などで活躍するようになりますよ。
- 水分をふき取っておけば豆苗同士でくっつかない!
洗った豆苗の根元を切ったら、キッチンペーパーでよく水気をふき取っておきます。その後、保存袋に入れ空気をしっかりと抜いてから冷凍庫へ。
「冷凍保存」した豆苗の解凍方法
冷凍させた豆苗は、凍ったまま調理に使用します。そのまま汁物や炒め物に投入できるので便利。だし汁と絡めればおひたしも完成します。
【豆知識】美味しい豆苗の見分け方や栄養素
少しでも豆苗を長持ちさせたいんだ。どんな豆苗を選ぶべきか教えて!
おすすめは、根付きの豆苗を選ぶことじゃ!
- 全体的に水分を保っている
- 葉の緑色が濃いもの
- 茎がピンと伸びている
- 根は白色でハリがある(根付きの場合)
豆苗には「根付き」と「根がカットされたもの」の2パターンがあります。選ぶ際は、日持ちしやすい根付きのものを選べると良いでしょう。カットされている場合は、切り口が乾燥していると鮮度も落ちている状態なので要チェックです。
豆苗の栄養素と基礎情報
5大栄養素 | タンパク質・ビタミン |
旬の時期 | 3月~5月 基本的には一年中手に入る |
代表的な栄養素 | ・ビタミンA・B群・C・K ・βカロテン ・食物繊維 ・葉酸…など |
おすすめの食べ方 | 油と一緒に調理:βカロテンの吸収率がアップ!炒めればカサが減るので沢山食べられます 生のまま食べる:ビタミンCを効率よく摂取できる |
1つずつは小さな豆苗ですが、実はビタミンや食物繊維などの栄養価はトップクラス!特に、骨の形成に欠かせないビタミンKはパックの半分で女性が1日に必要な量を補えます。さらに、ビタミンCやビタミンB群はほうれん草の2倍の含有量です。
最近は野菜価格が高騰していますが、豆苗は1年を通して安定した低価格が魅力で近年注目を集めています。正しい保存方法を活用すれば買いだめもへっちゃら!家計を支える強い味方になってくれそうですね。
豆苗を使ったレシピ
これからは安い時に豆苗をまとめ買いして、冷蔵・冷凍保存を使い分けようと思う!
根付きの豆苗は、カットした根を水に漬けておくとまた収穫できるようになるぞ!余裕があったら試してみよう