香りが強いアスパラガスは、シンプルに茹でただけでも十分美味しいよね!
緑色が映えるから、料理が華やかになるのぅ
料理にプラスするだけで彩りを与えてくれるアスパラガス。年中手に入り栄養価も高いので、お世話になっている方も少なくないはず。そんなアスパラガスは、意外と賞味期限が短いのがデメリット。使い切れない量が余ったら、冷凍保存してみるのはいかがでしょう?
アスパラガスを冷凍保存するメリット
- 最大1ヶ月も保存ができるようになる!
- 解凍後の調理時間を短縮できる!
アスパラガスを冷凍保存すると賞味期限はどのくらい?
アスパラガスって、葉物野菜じゃないから長持ちしそうなイメージがあるな
アスパラガスは腐りやすい野菜だから要注意じゃ
アスパラガスは鮮度が落ちると水分が抜けてシワシワになり、柔らかくなります。この場合、異臭がせず穂先に変色が無ければまだ食べられますが、旨味は低下している状態です。
それを超えるとすぐに穂先が変色し腐り始めるので要注意。少しでも怪しいと判断したら、食べるのを避けるのが良いでしょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 向かない |
冷蔵保存 | 3日~4日程 |
冷凍保存 | 1ヵ月程度 |
アスパラガスは収穫されてからも自分自身の栄養を元に成長を続けるので、冷蔵庫に入れてからもどんどん劣化が進むのが特徴。
すぐに使い切れないアスパラガスは、冷凍保存させるのがおすすめです。劣化を大幅に遅らせながら、1ヶ月も保存が効くようになりますよ。
アスパラガスの冷凍保存の手順と解凍方法
アスパラガスの冷凍にコツはあるのかな?
細いアスパラガスは食感が悪くなるから、冷凍させるのは太いものにしよう!
冷凍させても食感をキープするためには、鮮度が高く、太いアスパラガスを使うことが重要。細いアスパラガスは、冷凍させずになるべく早く使い切るのがおすすめです。
- 鮮度の高いアスパラガスを使う!
- 太いアスパラガスを使う!
アスパラガスを美味しく「冷凍保存」する手順
アスパラガスを冷凍させると、生の状態に比べて柔らかく仕上がるので、サラダなど食感を生かした料理には不向き。冷凍アスパラガスは、スープや汁気の多い炒め物などのレシピでカバーするのがおすすめです。
アスパラガスを洗った後、キッチンペーパーで水けをよくふき取ります。
根本から1/3くらいの場所は固いので、予めピーラーで薄く皮を剥いておきましょう。
アスパラガスをカットする時は、斜めに切るのがおすすめ。切り口の面積が多くなるので、調理時に火の通りが早くなったり、調味料が染み込みやすくなるメリットがあります。
アスパラガスを保存袋にいれてから、しっかりと空気を抜き、冷凍庫で保存しましょう。
急速冷凍が美味しさを閉じ込めるポイントです。金属トレーや保冷剤があれば活用してみてください。
「冷凍保存」したアスパラガスの解凍方法
冷凍アスパラガスは、凍ったまま調理するのが良いでしょう。全解凍すると水分が多く出てきて食感が衰えてしまいます。
【豆知識】美味しいアスパラガスの見分け方や栄養素
アスパラガスを買う時は、変色や乾燥していないかを確認するようにしているよ
アスパラガスは鮮度が命!少しでも収穫されてから日の浅いものを選びたいのぅ
- 緑色が鮮やか
- 穂先が固く締まっている
- 切り口が乾燥していない
- 表面にシワが無くツルンとしている
- 太いもの
アスパラガスの鮮度は、水分をどれだけ含んでいるかで判断できます。上記のポイントをチェックするのは勿論ですが、実際にアスパラガスを手に取ってみて、根元部分までしっかりと弾力やハリがあるかを見てみるのが良いでしょう。
アスパラガスの栄養素と基礎情報
注目の栄養素 | アスパラギン酸:新陳代謝を活発にする働きがある ルチン:抗酸化作用がある |
旬の時期 | 4月~6月頃 基本的には一年中手に入る |
代表的な栄養素 | ・グリーンアスパラガス ビタミンA・B群・C・E、β-カロテン…など ・ホワイトアスパラガス ビタミンC・B1、葉酸…など |
おすすめの食べ方や調理法 | 油で調理する:β-カロテンの吸収率がアップ 電子レンジ加熱:熱に弱い栄養素や、水溶性の栄養をキープしやすい 汁気の多い料理で活用:水溶性ビタミンの取りこぼしが無い |
一般的なアスパラガスとして認知されているのが「グリーンアスパラガス」で、栄養価が高く香りが強いのが特徴です。一方で、日光を避けて栽培された真っ白な「ホワイトアスパラ」と呼ばれるものも。こちらはヨーロッパで主流、柔らかくてまろやかな舌触りです。
何気なく口にするアスパラガスですが、実は私達が食べているのはアスパラガスの芽の部分。また、表面にある三角形は葉だったのです!また、アスパラガスは茎だけで光合成する珍しい野菜としても知られています。
アスパラガスを使ったレシピ
アスパラガスの太さに応じて保存法を使い分けるのがスマートじゃな!
細いアスパラガスはすぐ使うように冷蔵、太いものは冷凍用にしてみるよ!