こんにちは、合同会社HITOOMOIです。昨年に続き、今年もアンバサダーとして「frozen by analyst.jp」の監修&レシピ制作をさせていただいてます!
コロナによって生活が大きく一変した、2020年。「在宅」や「外食控え」がひとつのニューノーマルとなり、多くの人は自宅での食事時間が増えましたよね。料理する頻度も多くなり、あらためて食材の冷凍保存の手軽さや、便利さに気づかされた方も多いのではないでしょうか。
前回の座談会では、そんな冷凍保存のあれこれについて、メンバーの実体験をもとにお話させてもらっています。
今回はその続編として、「作り置きの冷凍保存」をテーマに、そのメリットや調理するときのコツ、さらには本サイトに掲載したレシピ制作の裏側などをご紹介!
この1年で生活が大きく変わったように、HITOOMOIも新体制となり、大きな変化を遂げています。新しいメンバーを迎えたHITOOMOIの料理トークをお楽しみください。
frozen by analyst.jpの監修&レシピ制作:
HITOOMOIメンバー紹介
細野 沙也加
「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」を企業理念に、HITOOMOIを創業。過去には料理番組出演、料理動画サービスレシピ制作・撮影、料理記事の執筆や講師など多岐にわたり活躍。真似しやすく簡単な家庭料理のレシピ制作を得意とする。
梶野 佳苗
HITOOMOIのディレクター。レシピ開発やメニュー開発において、食以外の領域における総合的なサポートを担当。今回の座談会ではファシリテーターをつとめます!
浜崎 保奈美
合同会社HITOOMOI所属。管理栄養士として栄養計算や記事の監修、栄養面を加味したレシピ・商品開発を担当。身体に良いだけではなく、”見ても楽しめる”デザイン性に優れたお洒落な料理の提案を得意とする。
安留 夕貴
合同会社HITOOMOI所属。栄養士として栄養計算や記事の監修、レシピ作成などを担当。スポーツフードアドバイザーの資格をもっており、スポーツ選手の食事に対する栄養アドバイスも。食事バランス・栄養の大切さを伝えながらも、制限にとらわれすぎない楽しむ食事の提供をモットーとしている。
食材の冷凍保存より断然おすすめ!
今注目するのは「下味冷凍」や「作り置きレシピ」
梶野:これまでもfrozenでたくさん紹介されている食材の冷凍保存は、冷蔵保存より圧倒的に長持ちするし、ほんっとに便利だよね。買い物した日には、とりあえずの食材カット&小分けに冷凍が私のルーティーンになってるよ(笑)
細野:下味冷凍ってお肉はもちろん魚もできるから便利だよね。frozenで紹介したブリの下味レシピはお気に入り!
安留:食材をそのまま冷凍保存をするのもいいけど、普段よくするのは下味冷凍かな!メイン食材と調味料を袋に入れるだけで簡単だし。
浜崎:私もよく活用してるよ。下味冷凍する方が、お肉や魚に味が染み込んでより美味しくなるよね!
梶野:しかも漬け込む手間も省けて時短になるから、知ってると嬉しいよね。
細野:最近は作り置きもよくしてるよ。特に夏は食べ物が傷みやすいから、冷凍できる作り置きが重宝してた!
安留:確かに。葉物野菜やアボカドは特に傷むのが早いから、調理してから冷凍保存すると安心だよね。
浜崎:いろいろな作り置きレシピが美味しく冷凍保存できるって知ってからは、お買い得な日にスーパーで野菜などの食材をたくさん買い込むのも怖くなくなった!
意外とイケる!
レシピ制作でわかった”作り置き冷凍保存の可能性”
梶野:これまで「作り置き」というと冷蔵のイメージが強かったよね。だけど実は、冷凍できるメニューもたくさんあるんだよね。3人はフードコーディネーター、管理栄養士、栄養士、それぞれの強みを生かして、frozenの作り置きレシピを作ってくれているけど、そのなかで新しい発見とかってあった?
細野:水分の多いきゅうりやもやしなんかの野菜でも、保存や解凍を適切に行えば、冷凍してもまったく問題なかった!
安留:マリネや漬け込み系は、冷凍しているあいだに味が染み込んで、そのまま食べるよりも味がしっかり感じられておいしかったよね!
浜崎:キノコ類は冷凍するとグニャッとした食感になりそうで、冷凍はしたくないと思ってたんだけど…案外作りたての食感を保ったままの状態だったことが一番の驚きかな!
梶野:逆に冷凍に向いてない食材もあったよね。卵とか…
細野:確かに。卵サラダを作ったとき、解凍後の卵の食感がボソボソしていて、おいしいとは言えなかったかな…。
安留:本当に。調理済の料理なら、油や調味料でコーティングされるから大抵は大丈夫だと思ってたんだけど、卵サラダは意外だった。
HITOOMOIメンバーが選ぶ!
おすすめの作り置きレシピ4選
梶野:今後も読者の方に喜んでいただける作り置きレシピ、どんどんfrozenで紹介したいね。ちなみにこれまで作った作り置きレシピのなかで、それぞれのお気に入りとかってある?
細野おすすめ!下味冷凍ブリの油淋鶏風!
細野:オススメポイントは、メインのおかずが手軽に作れるところかな!お魚料理はお肉料理に比べて、どうしても食べ応えにかけると感じることが多いけれど、この料理は満足感がある。
中華風の味付けが、しっかりと中まで染み込んでいるのでご飯が進むんだよね。食べ盛りの夫が、魚好きになったのもこの料理の効果かも?お魚料理のレパートリーが少なくて困っている方にも、オススメの料理!
これ私も好き!撮影後、美味しくいただいた記憶がある(笑)
時間がある休日に下味冷凍をいくつか作っておくと、忙しい日に役立つからとても便利!
浜崎おすすめ!しめじとサーモンの南蛮漬け!
浜崎:オススメポイントは冷凍しても変わらない美味しさを保てていることかな!解凍後もにんじんや玉ねぎ、しめじなどの食感がしっかり残っていてとても感動した。また冷凍でしっかり漬け込んでおくことで、味がより染み込んでいて、美味しく食べることができたかな。
解凍しても作りたてと変わらない味や見た目だから、時間がある時にストックしておくと、いざという時にとても便利だなって思った!
仕事から疲れて帰ってきた日に、冷凍おかずがあると本当に助かるなあ。あと、お酒のあてにも良さそうな一品だよね!
確かに!今日飲みたいな〜と思ったときに、冷凍庫に美味しいストックおかずがあると嬉しい!
安留おすすめ!豚肉の野菜ロール!
安留:オススメポイントは、彩り豊かでお弁当にぴったりなところ!お肉だけだとどうしても彩りが欠けてしまうけど、色の濃い野菜と一緒に調理することで見た目がパッと明るくなるんだよね。
ご飯にも合う味付けだから、お弁当のおかずとして入っていたら嬉しいかも。タレにしっかり絡めて冷凍保存しておくことで、味がしっかり染み込んでより美味しさを感じられたレシピだったな〜。
最初はこのレシピ、ほんとに大丈夫?と思ったけど、食感も残ってて冷凍感を感じさせなかったよね。
にんじん・さやいんげんだけじゃなくて、中の野菜を変えてアレンジしても良さそう。
梶野おすすめ!未公開レシピ「きんぴられんこん」
梶野:きんぴらは常備菜でも鉄板のおかずだけど、実は冷凍もできるんだよね!今までは冷蔵保存が当たり前だったけど、冷凍しても全然問題ないのは驚いたな。食感も失われないし味もしみててめっちゃおすすめ。
鉄板おかずが冷凍保存できるのは本当に助かる!食欲旺盛な夫がいるから、一品足りないなと思った時に本当にありがたいんだよね。
それに子供がいる家庭だと、食卓のおかずだけではなく、お弁当の一品としても大活躍しそうだよね。
確かに!小分けにして冷凍することで、お弁当を作る時に解凍しやすいね!
HITOOMOI梶野さんイチオシの「きんぴられんこん」、気になりますね!こちらの作り置きレシピは、これから公開予定です。ぜひお楽しみに!(編集部より)
frozen by analyst.jpで作り置きレシピを活用しよう
梶野:料理にも簡単・便利が求められる時代で、特に毎日忙しいなか、料理をしなきゃいけない人は、料理自体が作業的になっている人も多いと思うんだよね。
そんな時代に逆行しているのかもしれないけど、HITOOMOI的には愛情こもった手料理を食べること、その料理を囲んだ食卓の価値を忘れないでいたいな。
とはいえ無理して料理をすることは違うと思ってて…。作り置きってまさに「毎日気張る必要はないけど、誰かが喜ぶ料理を作ること」が可能な方法だと思うんだ。
細野:保存可能期間が長ければ、作り置きするだけでお気に入りのメニューがいつでも出せちゃうしオススメ!
安留:「あの人このメニューが好きだから作り置きして、いつでも出せるようにしておこ」そういう想いで作り置きしてくれてたら食べる方も嬉しいよね!
浜崎:お肉を使ったガッツリおかずから、野菜メインのさっぱり副菜まで、これからもfrozenでは幅広い作り置きを提案していく予定!
梶野:冷蔵庫の残り物から使えそうなレシピを発掘してもいいし、frozenを家族で一緒にみて「これたべてみたい!」を多数決してもいいかもね!メニュー拡充していくので、今後もぜひお楽しみに!