パセリは料理の飾りやトッピングとしてよく使われるよね!
香りが強いからソースやドレッシングとしても愛用されているんじゃ
独特の香りと苦みが特徴のパセリは、あると心強い「料理の引き立て役」。しかし、一度に使う量が少なく、最後まで使い切れず無駄にしまうこともしばしば。ちょっとしたポイントを押さえれば、いつも以上にパセリを長く楽しめるようになりますよ。
パセリを正しく保存するメリット
- 鮮やかな緑色をキープできる
- 賞味期限を引き延ばせる
- 調理時間を短縮できる(冷凍の場合)
パセリを保存すると賞味期限はどのくらい?
パセリを冷蔵庫に入れたらあっという間に変色しちゃったことがあるよ
それは残念。変色したパセリは食べない方がいいぞ
パセリは古くなると萎びてきます。購入してから日が浅い場合は、生花のように水に漬けるとハリが戻ることがあるので試してみると良いでしょう。
注意すべきは、パセリがさらに劣化して変色やヌメリが起こった時。この場合、腐っている可能性が高いので食べるのは避けましょう。
保存方法 | 賞味期限 |
---|---|
常温保存 | 数日 |
冷蔵保存 | 2週間程 |
冷凍保存 | 1ヶ月程 |
パセリは温度の低い常温なら保存可能ですが、それでも数日しか持ちません。
パセリは香り付けだけでなく、料理に彩りを与えてくれる役目もあるため、少しでも美しいまま長く保存できるのが一番でしょう。パセリは冷蔵か冷凍で保存するのがおすすめです。
パセリを冷蔵・冷凍保存する手順
大量に余ったパセリがあるんだ。こんな時はどんな保存法がぴったりかな?
すぐに食べきれない量は冷凍するのが一番じゃ!
保存方法 | 特徴 |
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冷蔵 | ・保存期間は最大2週間 ・生花のように保存する ・鮮度を保つため水替えが必要 |
冷凍 | ・保存期間は最大1カ月 ・コンパクトに保存できる ・解凍後には包丁いらずで調理に使える |
パセリを「冷蔵保存」する方法
生花のようにパセリを活けて保存するので、必要な分だけちぎって使えるようになります。パセリは低温を好む為、野菜室ではなく冷蔵庫で保存するのがポイント。
- 乾燥対策を取り入れて長持ちさせる!
- 冷蔵庫で保存する!
グラスやコップに水を張り、パセリの茎だけ水につかるようにします。パセリ全体にポリ袋をかぶせて冷蔵庫で保存しましょう。
2~3日おきに水を交換してください。
パセリを「冷凍保存」する方法
パセリは冷凍しても見た目の変化が少ないのが特徴です。保存方法も簡単なので、余ったを長期保存したい場合は、まとめて冷凍させるのが良いでしょう。
- 葉と茎を分けておく!
水で洗ったパセリの水気をキッチンペーパーでしっかりと拭きとります。
その後、茎と葉を手でちぎりバラバラにしましょう。
保存袋にパセリを入れ、空気をしっかりと抜いて冷凍庫へ。
「冷凍保存」したパセリの解凍方法
冷凍パセリは凍ったまま調理に使用。料理の飾りとしてパセリを添えたい時は、そのまま取り出しましょう。凍ったままのパセリを袋ごと揉むと包丁いらずでみじん切りになるので、即席トッピングとして大活躍。
【豆知識】美味しいパセリの見分け方や栄養素
パセリは緑色がより鮮やかなモノを選ぶようにしているよ
良いぞ!あとは、葉の形状まで見れると完璧じゃ
- 緑色が鮮やかで濃い
- 水分を保ちハリがある
- 葉の縮れが細かい
- 香りが強い
パセリは、乾燥や変色が無いものを選ぶのが基本中の基本です。その他、葉の形をチェックして葉先の縮れが細かいものを選びましょう。縮れが少ないパセリは苦みが強く固いので要注意。
パセリの栄養素と基礎情報
注目される成分 | アピオール(パセリの香り成分):口臭予防、食中毒予防、食欲増進の働きがある |
旬の時期 | 3月~5月 9月~11月 基本的に一年中手に入る |
代表的な栄養素 | ・ビタミンC、A、E ・β-カロテン ・カリウム ・カルシウム ・食物繊維…など |
おすすめの調理法 | 油と一緒に調理する:β-カロテンの吸収率がアップする |
一度に口にする量は少ないパセリですが、実は栄養満点の緑黄色野菜。特に、抗酸化作用があるビタミンE、お馴染みのビタミンC、鉄分の含有量は野菜の中でもトップクラス。料理に添えられたパセリを残す方も多いですが、食べてみて損はありませんよ。
意外ですが、パセリは和風・洋風共に相性が良いのが特徴。シチュー、スープ、パスタで使うと独特の香りがアクセントになり味が引き締まります。その他、パセリのおひたしや、天ぷらの衣に混ぜても彩りがキレイ。
パセリを使ったレシピ
これからは色々なレシピでパセリを使ってみるよ!
パセリを料理に添えるだけで栄養価がぐっと底上げされるぞ!